2014年7月26日(土)決勝前日。 |
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「ひとりひとりのスキルは高いものの、集団になると引っ込み思案になる」 「自分の作業は確実だが、つねにまわりの進み具合を見ながら行えるのかがカギ。これがチームワークと呼ばれるところ」 阪田克己先生、白上貴紀先生、ふたりの顧問の抱く懸念を伺ってから2週間後、鈴鹿サーキットの2番ピットは大詰めの決勝前日を迎えていた。2番ピットは、ホームストレートと平行してハーモニカ状に続くパドックのもっともエンド付近(1コーナー寄り)。ちょうど”4時間耐久レース”が行われていて、レース終了と同時に8時間耐久のピットウォークとフリー走行が予定される。 |