2014年7月11日 

■ホンダ・ジャイロキャノピー、ジャイロXのリコール(平成26年7月10日届出)

 対象車両は型式JBH-TA03(通称名:ジャイロキャノピー)の 車台番号TA03-1102275~TA03-1107685(製作期間:平成23年12月13日~平成25年3月15日)の5,411台、型式JBH-TD02(通称名:ジャイロX)の車台番号TD02-1102349~TD02-1105864(製作期間:平成23年12月22日~平成25年3月13日)の3,516台、車台番号TD02-1180104~TD02-1180285(製作期間:平成24年1月19日~平成25年1月17日)の182台(郵政車両専用)、計2型式、計2車種、計9,109台。

 不具合の部位(部品名) は「その他(スイングロック機構)」。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「駐車ブレーキ作動時に車体の直立を保持するスイングロック機構において、サポートブラケットの加工が不適切なため、スイングロックポールとスイングロックプレートの爪部の噛み合いが浅くなるものがある。そのため、スイングロックプレートの爪部に力が掛かる状態で駐車ブレーキを解除する操作等を繰返すと、スイングロックプレートの爪部が早期に磨耗し、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、駐車ブレーキを作動させても車体が傾くおそれがある」というもの。

 改善措置の内容は「全車両、スイングロック機構のサポートブラケットを良品に交換するとともに、スイングロックプレートとスイングロックポールを新品に交換する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

問:本田技研工業株式会社 お客様相談センター
TEL:0120-086819