「TRICITY MW125」の国内販売を発表した柳 弘之社長。
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TRICITY MW125に思わず「ナニコレー!?」と大島優子ちゃん。
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未知なる“第3の移動体”は軽快感と安定感をもつという
衝撃的発表からちょうど1年、東京モーターショー&モーターサイクルショーでの参考出展を経て7月1日、ヤマハよりマルチホイールの125ccATコミューター「TRICITY(トリシティ) 125」が日本国内にて正式発表となった。CMキャラクターに起用となった大島優子をゲストに迎え、発表会は近年稀に見る賑わいを見せた。ヤマハの並々ならぬ意気込みを感じさせる1台だ。それもそのはず、見た目も新しいコミューターは新しいユーザーを獲得する未来の可能性を秘めているから。
TRICITYは見た目でもわかるとおり最大の特徴はフロント部のLMW(リ-ニング・マルチ・ホイール)機構。パラレログラムリンクと片持ちテレスコピックサスペンションを備えるヤマハ独自のメカニズムは軽快感と安定感をもち、左右独立させることで荒れた路面での乗り心地にも貢献するというもの。二輪車に乗ったことがない人にとっては左右輪の”ふんばり”が安心感を与える視覚的効果も大きいと言える。車体の重量配分を50:50にするといったところも、ハンドリング性能にこだわるヤマハならではだ。
乗り降りが楽なステップスルーのフットボード、利便性の高いシート下のラゲッジスペースなどは、すでにシティコミューターとして実績のある原付クラスのスクーターのアイテムを踏襲したもの。当然、二輪車からのスムーズな乗り換えを意識している点と言えるだろう。
発表会の後は試乗会も催された。限られた時間とスペース内だったため”体験会”といった感じだ。LMW機構は想像以上に軽く動く印象で、正に二輪車のような軽快感。ただ、どっしりとした接地感は二輪車とは異なるものだった。果たして、どこまでリーンして良いものなのか、まったく未知な領域であり、今回の会場内で試すことはできなかった。特別な操作の必要もなく、原二クラスのスクーターを運転している感覚であった以外、今回TRICITYのポテンシャルは未知のまま。9月の発売まで、おいしいところはお預けといったところだろうか? もう一度試乗する機会が得られたら、改めてご報告させていただきます!(報告:高橋二朗)
発表会での製品プレゼンテーションを行うヤマハ発動機の柳 弘之社長。LMWシリーズは2017年に10万台の販売を目指すという。 | 「ナニコレー!?」と叫ぶCMイメージキャラクターを務める大島優子。スペシャルサイトでは二輪免許挑戦の模様も公開中!(写真をクリックすると、もっと素敵な笑顔を見ることができます) |
未知なる“第3の移動体”の様々なプロモーションを実施!
TRICITYはこれまでの125cc二輪車のユーザーに加え、若者を中心にこれまで二輪車に興味が無かった人、小回りの効くコミューターを求める四輪ユーザーといった新たな層もターゲットとしている。そこで、”ニュースタンダード シティコミューター”をもっと多くの人に知ってもらおうとプロモーション活動を行う。
●TRICITYモニターキャンペーン
●TRICITY全国体感試乗会(9会場)
●TRICITY店頭試乗キャンペーン(2014年9月10日~2015年6月30日)
プロモーションに関する情報は「TRICITYスペシャルサイト」http://www.yamaha-motor.co.jp/mc/scooter/tricity/special/pc/index.htmlにて。
14インチのタイヤを左右に備えるフロント部は確かに「ナニコレー!?」。リアセクションは原二クラスのスクーターそのものといった感じ。ボディカラーは3色を用意。タイ・ヤマハ・モーターで生産される。 |
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