2014年6月18日 

■ファクトリー・マシンが峠デビュー!?  ホンダ、縁ある“浅間”でエキシビジョン


 「浅間ヒルクライム」は長野・高峰高原を舞台に、地域振興と自動車文化の成長に寄与する新たな“交流型イベント”を目的に2012年より開催。第3回大会が6月14・15日の2日間、行われた。走行時間帯に限り交通規制の下、年代の異なる様々な二輪&四輪のデモンストレーション走行が行われる催しだ。

 浅間と言えば、日本初の本格ロードレースと言われる「浅間火山レース」でもお馴染みであり、そこで鍛えられたホンダにとっても縁ある地。そんなこともあって今回、HRC(ホンダレーシング)が世界最高峰のロードレース・MotoGPを戦うファクトリー・マシンであるRC213Vを持ち込み、エキシビジョンを行った。

 ライダーはRC213Vのテストライダーも務める高橋 巧が担当。悪天候により、前日の下見走行が中止となったことで、エキシビジョンはぶっつけ本番に。何と彼にとって、バイクで峠を走るのは今回が初めての出来事。安全第一のため流しているレベルの走りではあったが、特徴的なV4サウンドを撒き散らしながら峠道を走る最新ファクトリーマシンは大いに受けていたという。


高橋 巧のコメント
「レースでサーキットは走っていますが、これまでバイクで峠を走行する機会がありませんでした。RC213Vのテストライダーをしていますが、まさか初めての峠走行がRC213Vになるとは思ってもいませんでした。お客様にも峠道に木霊(こだま)する迫力のV4サウンドを楽しんでもらえたと思います」

浅間ヒルクライム
http://www.asama-hillclimb.com/