2014年5月29日
■Ducatiが新型Monster 821を発表
昨年11月にミラノ国際モーターサイクルショーでベールを脱いで話題となったMonster 1200に続き、Ducatiは、Monsterファミリーにエキサイティングな最新モデル、ミッドサイズ・バージョンのMonster 821を発表した。
Monsterシリーズは、20年以上前にオリジナル・コンセプトが発表されて以来、これまでに29万台以上が販売された人気シリーズ。Monsterの本質を具現化する今回のニューモデルも、Monster 1200と同様、一新されたシャシとマッスルなスタイリングによるスタイリッシュなキャラクターを備え、最新テクノロジーが統合されたプレミアムなコンポーネントを採用している。
心臓部には、高い評価を得ている821テスタストレッタ11°エンジンの最新版が搭載され、112hpの最高出力と9.1kgmの最大トルクを発生しながらも非常に扱い易い特性を備え、車両重量はわずか179.5kg(乾燥重量)に抑えられています。ミニマリズムとパフォーマンスの見事な融合は、「less-is-more」の思想とメイド・イン・イタリーを組み合わせ、モーターサイクルをライフスタイルの一部として表現する、Monsterコンセプトの本質に立ち返るものとなっているという。
ハイスペックなブレーキ、しなやかなサスペンション、スタイリッシュなコンポーネントが、ドゥカティ史上最高のエルゴノミクスと融合し、史上最も魅力的なミッドサイズMonsterの誕生となった。革新的なアジャスタブル・シートにより、優れた快適性を実現するとともに、8レベル・トラクション・コントロール、3レベルABS、3レベル・ライド・バイ・ワイヤといった機能が、ユーザーフレンドリーなライディングモードに統合されている。
発売は、2014年7月からで順次開始される。Monster 821 Darkは、ダーク・ステルスのカラーにブラック・フレーム/ブラック・ホイールの組み合わせ、Monster 821は、Ducatiレッド&レッド・フレーム/ブラック・ホイール、スター・ホワイト・シルク&レッド・フレーム/マット・レッド・ホイールの組み合わせが設定される。レッドおよびホワイトのカラーには、ボディ同色のシングルシート・カバーを標準装備。ちなみに現在のところ、日本仕様、日本への導入時期、価格等は未定。
■ドゥカティジャパン http://www.ducati.co.jp/