|
撮影と編集を担当していただいた「rpm films」のオオノさん。今回の撮影ポイントもオオノさんにレクチャーしていただいた。 |
|
モデルおよびライディングを担当したのは松井勉さん。バイクがらみの様々な映像にもライダーやモデルとして参加している。 |
車体やヘルメットにカメラを装着して、自分や仲間の走行映像とともに美しい景色を記録し、またツーリング先の美味いモノや名物、それを堪能する仲間たちの恍惚の表情を映し込む。その旅の記憶は動画投稿サイトにアップし、そのとき参加できなかった仲間や遠く離れた仲間とも共有。そんな具合に、いまツーリング動画や走行動画は、オートバイの新しい楽しみ方として広く認知されている。
使用する機材はソニーのアクションカム「HDR-AS100V」(http://www.sony.jp/actioncam/ )と、同じくソニーのハンディカム「HDR-PJ540」(http://www.sony.jp/handycam/ )の2台だ。
さぁ、撮ろう! のその前に、オオノさんからひとつ大事を教えてもらおう。 |
||
「ソニーアクションカムとハンディカムでHonda F6Cを撮ってみた」が見られない方、もっと大きな映像で楽しみたい方は、YOUTUBEのサイトで直接ご覧ください。 | 「ソニーアクションカムとハンディカムでHonda NC700Xを撮ってみた」が見られない方、もっと大きな映像で楽しみたい方は、YOUTUBEのサイトで直接ご覧ください。 | |
ポイント1 |
||
|
|
|
|
|
|
オートバイだけを撮影したりズームを使ってパーツだけのアップを撮影したり、そこに自分を入れたり、グローブを装着するときの手のアップを撮影したり、とにかくスナップ写真を撮るみたいに沢山の映像素材を撮ることが、格好いい動画を作るポイント。素材が多いと、編集時にイメージを広げやすい。 |
||
ポイント2 |
||
|
|
|
|
|
|
写真だとNGな逆光での撮影。でも撮影者や、撮影対象となる人やバイクを動かせば、太陽の光が見えたり隠れたりしながら、ドラマチックな光りを造ることができる。一瞬を切りとる写真と違い、一定の時間を切りとることができる動画は、その時間のなかでカメラマンや被写体が動き、光りや変化を効果的に使う。 |
||
ポイント3 |
||
|
|
|
あくまで普段通りの自然な動きで。右の写真のように逆光を下のアングルから狙ってみる。 | ||
|
|
|
同じ動きを違う角度からも撮っておく。やはり下のアングルから撮ると、空の広がりも効果的だ。 | ||
例えば、ヘルメットを被ってグローブを装着しメインキーをひねる、というスタート前の一連の動作を正面、横、手元のアップなど違う角度で数テイク撮影しておく。編集時に、その異なるカットをつなぎ合わせると、まるで複数台のカメラで撮影したかのような、マルチアングルでの映像が出来上がる。 |
||
ポイント4 |
||
|
||
ついついオートバイや自分ばかり映すことに集中してしまいがちだが、周りの景色、たとえば海や山、花や鳥、水面や影なども撮影しておくと、編集時に現場のイメージを再現しやすくなる。まさしくスナップ写真を撮るように、ほんの数秒で良いので、様々な素材を撮り溜めておく。 |
||
ポイント5 |
||
|
|
|
カメラを斜めにすることで、奥行きのある迫力の走りが撮れる。 | ||
仲間の走行シーンを撮影するとき、カメラで走り去るバイクを追いかけてしまいがち。でも三脚でカメラを固定し、遠くから迫ってくるバイクを撮影する、奥行きのある映像も効果的。その際あえてカメラを斜めにセットし、画角を対角線にオートバイを走らせると奥行きがさらに深くなり、画面いっぱいにオートバイを撮影することができる。 |
||
ポイント6 |
||
|
||
オートバイが走り去り、フレームから居なくなってもすぐにRECを止めず、走り去る排気音や揺れる草木など、その余韻も映し込む。 |
||
ポイント7 |
||
|
||
|
||
アクションカムをミニの三脚で固定し、発進シーンを撮る。超広角の迫力ある“絵”が撮れる。 | ||
もちろん、走ってくる正面の映像ばかりじゃ無く、オートバイが走り去る映像もしっかりと押さえる。 |
||
|
|
|
●アクションカムで撮影した映像はコチラ→http://www.sony.jp/actioncam/enjoy