“カワサキオーナーズU29ミーティング”が 愛知県名古屋市のサンビーチ日光川にて開催された。 参加資格は29歳以下とされているにも関わらず、 200台近くのカワサキ車が集まり、 ステージイベントや参加者同士のコミニュケーションで楽しんだ。 |
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●写真&レポート-木村圭吾(バイク歴はU29。でもギリギリ) ●取材協力-カワサキモータースジャパン |
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2011年から開催されている“カワサキオーナーズU29(アンダー トゥエンティナイン)ミーティング”──名称が示しているように、参加資格としての絶対条件は、“29歳以下”であること。つまり、フレッシュなヤングのための集まりなのである。 2014年のスタートとして、5月18日に愛知県名古屋市のサンビーチ日光川にて行われた。日差したっぷりで少々暑いぐらいの天候にも恵まれ、198名(惜しい!)のカワサキユーザーが集ったのだ。若者のバイク離れなどと言われはじめて久しいが、この場においては、そんなの何処吹く風。日本の未来は決して暗くない!? とオッチャンの記者は思うのであった。 イベント自体は、10時からスタート。カワサキ○×クイズや、愛車自慢大会、今回が初めての試みとなった大声コンテスト、Team GREENからZX-10Rを駆って全日本選手権JSB1000クラスで戦う渡辺一樹選手のトークライブ(途中に「Team GREENライダー渡辺一樹選手と繋がろう!」企画もあったりして、一時的に参加者のほとんどがステージを見ずに携帯電話の画面を操作するという光景も)、じゃんけん大会などが行われ、場内は終始笑いにあふれた、和やかな空気が漂っていた。 初めてのライダーも多いが、既に何度も参加しているリピーターも。中には2011年の初回から欠かさずという強者も1人や2人ではない(第1回の模様はコチラ)。また、遠くは群馬や新潟からやってきているライダーがいるのも特筆すべき点だろう。 集合写真を撮影して、13時過ぎにはイベント自体は終了。 だが、ある意味ここからが本番かもしれない。会場は、それからもしばらくの間参加者に開放されており、そこで参加者同士のコミュニケーションを深めるのが大きな目的の一つだからだ。そのあたりのことは回を重ねたことによって広がりつつあるようで、車種ごとに改めてバイクを並べ直して写真を撮り合ったり、あるいは話に花を咲かせたり、の輪ができていたのだった。 また参加者の中には、このイベントを通じて知り合って、結婚にまで至ってしまった方もいるそうで、このイベントが結びの神にもなったようである。 次回は6月22日(日)に神奈川県の大磯ロングビーチ駐車場での開催が予定されている。 なので、ヤングはレッツラゴー! |
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カワサキ○×クイズ。カワサキに関する超やさしい問題から、難問奇問珍問までが出題され、正しいと思えば“○”の方に、間違っていると思えば“×”に移り、1人の勝者を決める。 | ステージイベントとして、Team GREENからZX-10Rを駆って全日本選手権JSB1000クラスを戦う渡辺一樹選手のトークライブが行われた。渡辺選手も、23歳とU29ど真ん中であり、プライベートでもカワサキ乗りだ。 | |
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急遽行われた渡辺一樹選手のトークライブ中の“Team GREENライダー渡辺一樹選手と繋がろう!”の企画の会場内の模様。みんな手元の画面を見ているのは、渡辺選手とSNSでの繋がりを作るためなのである。 | 終盤に行われた“卒業写真”の撮影。このイベントの参加資格は29歳以下であること、つまり、ステージに上がっているのは次からは三十路となってしまう人たちなのだ。 | |
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ステージ上でのイベントは午後1時過ぎに終了してしまうが、それからしばらくの間会場は参加者に開放されており、車種ごとに集まっての交流が、あちらこちらで盛んに行われていた。 | 初めての試みとなった「大声コンテスト」。予選はクイズが出され、その解答の音量を計測。ただし、ビーチフラッグ形式で、解答権は旗を取った人のみ。写真の方は予選で何故か桁外れの音量を出し、決勝でも優勝。 | |
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遠来賞は新潟と群馬からの来場者に渡され、また最も若い参加者の男女それぞれも壇上に上げられた。向かって右が男性の最も若い方で16歳、右が女性の最も若い人で18歳。 | 渡辺選手が入ってのじゃんけん大会も行われ、景品の大盤振る舞い!? イベントの総合司会はカワサキバイクマガジンの北村編集長と、カワサキモータースジャパンの広報の永井さん、それにKAZEギャルの吉田麻衣子さん、神崎まなみさんが華を添えた。 | |
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↑向かって左から、良知晴奈さん(28)、ザキさん(24)、桑原明日香さん(28)さん。早い時間から会場に到着していた3人は、ツーリングで知り合った仲間とのこと。一緒に来たわけではないのだが、偶然にも同じような時間に会場入りになったのだそうだ。 →富田泰央さん(22) ZX-6R 京都からの来場で、出発は朝の6時過ぎ。そこから高速を使わず国道1号線と23号線を使って来場。このイベントには今回が2回目の参加。前回はカワサキのバリオスだったそうだ。 |
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↑丹治雄大さん(28)、中谷祐輔さん(27)。それぞれの愛車はNinja1000。丹治さんは群馬県から、中谷さんは岡山県からの来場。お二人とも毎回参加されており、同じ車種と言うこともあって顔なじみに。共に、Ninja1000のスポーツツアラー的な要素が魅力とのこと。 →嘉村直哉さん(25)Z250 ニンジャ250と迷って、行きつけのショップで残り1台と言われて決定。このバイクがファーストバイクだそうだ。長距離を乗ると、お尻が痛くなるのが愛車に対する不満点とのことだ。 |
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巌 卓也さん(28) ZX-6R(2005年式)。この年式のZX-6Rに乗りたくて免許を取得し、5年前に入手。その前はZZ-R250〜ZZ-R400と順当にステップアップ!? ZX-6Rは性能もさることながら、デザイン的なまとまりの良さが気に入っているそうだ。 | 渡辺一樹さん(23) Z800 この日のトークイベントのゲストの渡辺選手も、愛車を駆って、実家のある山梨から来場(それも1番のり!)。前の週に納車されたばかりで、帰ってナラシが終わるぐらい。デザイン的な面で気に入っており、ネイキッドなのも「普段はSSに乗っていますからね(笑)」だそうだ。 | |
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