2012年1月5日 

■モリワキレーシング、全日本に復帰!

 世界GP(MotoGP)のMoto2クラスにもオリジナルマシン(MD600)を送り込むモリワキが、全日本ロードレース選手権の最高峰クラス、JSB1000に参戦。TOHO Racingとのコラボレートにより「TOHO Racing with MORIWKI」として日本のレースに復帰することとなった。

 モリワキレーシングはこれまでの長い歴史や世界選手権などで培った経験や実績に基づき、レーシングパーツを開発。主にハード面でのバックアップを行い、TOHO Racingと共に戦っていくスタイルを採る。

 ライダーには2007・2008・2010年を共に戦い、2010・2011年(写真)にST600クラス・チャンピオンを獲得している山口辰也を起用。2012年型CBR1000RRを駆り、日本最高峰クラスでのチャンピオンを目指す。

 一方で、モリワキは今年から世界で本格的に始まるMoto3クラス用「MD250GP3 シャーシキット」の開発を開始。2012年度のデリバリーに向けたプロジェクトが進行中だ。

 125cc2ストロークエンジンに代わり、250cc4ストロークエンジンを使用したFIM世界選手権および各国の国内選手権に参戦するライダーを対象としたもので、エンジンはHRCからリリースされたNSF250R用の使用が前提。複数の価格帯パッケージおよびテクニカルサービスを用意するなど、チームごとの様々な要望にフレキシブルに対応していくという。

MD250GP3 シャーシキットに関する問い合わせ:
モリワキエンジニアリング 営業部 TEL 0593-70-0090
e-mail:info2@moriwaki.co.jp