2014年3月18日 

■3月19日オープン! 防災拠点としての機能も備え、地元の魅力を発信する“新世代”サービスエリア

※写真をクリックすると大きく、または違う写真を見ることができます(以下同)


 テーマ型エリアドラマチックエリアなど、高速道路でユニークなサービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)を展開中のNEXCO東日本。中でもSA・PAのフラッグシップとして君臨する、2008年に幕張にオープンした「Pasar」(パサール)は、話題の店舗やその場でしか味わえないグルメなどを取り揃えた“道ナカ”商業施設だ。その5ヶ所目となる「Pasar守谷」が常磐自動車道・上り線に間もなくオープンする。

 “もりや”という地名は古来より緑豊かな“森”に由来しているというだけに、Pasar守谷のコンセプトは「恵みの森」。“木のぬくもり”を感じさせる 建物の内外が特徴だ。レストラン、フードコート、カフェ、ベーカリー、ショッピング、コンビニエンスストアなど、ショップは21にも及び、地域の素材を取り入れたメニューも用意。地域の特産品や地元生産者による生鮮野菜が直売されるなど、施設全体で茨城の魅力が発信される。尚、 Pasar守谷は高速の外(一般道)からの利用も可能だ。

店舗内の照明は「木漏れ日」をイメージしたという。 テーブルや柱などから、木のぬくもりが感じられる。 屋根付きの二輪駐車スペースは18台分確保されている。
「守谷SAやさい村」は守谷市の生産者が運営する生鮮野菜などの直売所。 フードコートは6店舗。そば/うどんは24時間営業。 地元・茨城の旬な商品などが並ぶショッピングコーナー。


 また、SA・PA初の試みとして、広域災害時の防災拠点としているのも Pasar守谷の特徴。首都直下型地震などの大規模災害時の防災機能の強化に取り組んでおり、商業施設内が自衛隊や消防などの関係機関が共同で使用する災害対策室となる機能を備えているほか、ヘリポートや井戸の設置、救護用品や備蓄品などを備える防災倉庫も整備される。

屋外エアテント、救護用品、備蓄品などを備える防災倉庫。 中型機の離着陸を可能とするヘリポート。夜間照明も設置される。 断水時への備えとして井戸を設置。普段はトイレ洗浄に使用。


 駐車場と歩道間の段差を解消したバリアフリー化、トイレ設備の充実など、すべてが一新された Pasar守谷は、3月19日(水)の10時にグランドオープン。先着200名にPasarオリジナル記念品のプレゼント、ゲストを交えたトークショーといったオープニングセレモニーも行われる。詳細はコチラをクリック。

NEXCO東日本
http://www.e-nexco.co.jp/


●フードコートは「地産地消」「本物志向」「話題性」「ライブ感」をキーワードとした6つの飲食店舗。レストランでは落ち着いた雰囲気でグリル料理を提供。

クックバーン(高速初出店):地元のレンコンを使用した「月見ハンバーグ」「ビーフレンコンカレー」などを提供。 ぼてぢゅう屋台(高速初出店):創業時から提供している大阪の焼そば「ぼて玉焼そば」、福島県浪江町の極太麺「なみえ焼そば」など。 茨城大勝軒(高速初出店):東池袋大勝軒発祥のもりそばをアレンジした「濃厚もりそば」、「濃厚中華そば」など提供。
鶏三和:とろとろの卵で仕上げた「名古屋コーチン親子丼」、ジューシーで肉厚な食感が味わえる「もも唐揚げ」など。 天常庵:茨城産の麺を使用、天ぷらが自慢の店。「霞ヶ浦産川海老のかき揚げ地粉うどん」「せいろ地粉うどん」など。 茨城もりの市場食堂:茨城県産の肉、魚介を中心としたメニューを提供。「常陸漁港丼」「ローズポークの生姜焼き定食」など。 レストラン・フォレストグリル:フレンチとイタリアンが融合したグリル料理を提供。「茨城産鮮魚のブイヤベース」など。


●和洋菓子の銘店が高速初出店するショッピングコーナーでは、地元・茨城の旬な商品や銘品などを取り揃える。

志ち乃(高速初出店):土浦、つくばで愛されるどら焼き専門店。Pasar守谷限定「ティラミスどら」ほか「芋どら」「小豆のどら」など提供。 花水木(高速初出店):茨城産の季節折々の素材を使ったバウムクーヘン専門店。「おいものバウム」「つくばの樹」など。 旬撰倶楽部/いばらきまーけっと:茨城の隠れた逸品や特産品、東日本の銘品を取り揃える。「茨城ハニーダックワーズ」など。
柿安 柿次郎:素材本来の自然の味を活かし、手作りでひとつひとつ丹念に仕上げる和菓子専門店。「名物 おはぎ」「いちご大福」など。 磯揚げ MARUTEN:三重・伊勢志摩の『まる天』が監修した新コンセプトの磯揚げ専門店。「じゃがバター天」「たこフリッテ」など。 鳥麻:備長炭を使用、1本1本丹念に焼き上げる炭火焼鳥を提供。「炭火焼鳥茨城県産つくば鶏串」「茨城県産つくば鶏の唐揚」など。


●地元の食材を取り入れたテイクアウトをはじめ、ドライバーのニーズを充足させるベーカリー、コンビニエンスストア、カフェも出店。

焼処よがっぺ:茨城食材を使用した焼き物系スナックメニューを用意。乾燥納豆とレンコンを入れた守谷オリジナルたこ焼き「よがっぺ焼き」など。 ミルク工房 もりや:守谷市で加工された牛乳を使用。SA・PA定番ソフトクリームをはじめとする、スイーツ専門店。 MORIYA FARM:守谷市内の牧場と提携、地元の新鮮な肉を使用した「ポークステーキピタ」「牛ステーキ串」など提供。
アジアンスタンド:タイ、ベトナムなどのアジアの食を中心としたカジュアルフードを提供。「パッタイ(タイ風焼きそば)」「グリーンカレー餃子」など。 守谷ベーカリー(高速初出店):地元産の牛乳や卵、野菜を使用した本格焼きたてパンを提供。「テリヤキチキンと茨城たまごのサンド」など。 LAWSON:“マチのほっとステーション”が常磐道SAに初出店。お店で手作り「厚切りカツサンド」など提供。 スターバックスコーヒー:ドライブの緊張を和らげるくつろぎの空間でスペシャリティコーヒーを提供。