2014年3月13日
■ヤマハ・ギアBX50Sのリコール(平成26年3月10日届出)
対象車両は型式JBH-UA06J(通称名:ギアBX50S)の 車台番号UA06J-130101~UA06J-132933(製作期間:平成20年1月23日~平成21年12月9日)の2,831台、車台番号UA06J-160101~UA06J-161204(製作期間:平成20年3月25日~平成22年10月26日)の1,104台、車台番号UA06J-230101~UA06J-232548(製作期間:平成21年12月24日~平成23年5月9日)の2,448台、車台番号UA06J-300101~UA06J-300964(製作期間:平成23年6月3日~平成23年10月24日)の864台、車台番号UA06J-360101~UA06J-360340(製作期間:平成23年6月3日~平成23年9月30日)の240台、車台番号UA06J-371053~UA06J-393750(製作期間:平成23年11月16日~平成26年2月27日)の3,792台 、計1型式、計1車種、計11,279台。
不具合の部位(部品名) は「制動装置(後輪ブレーキケーブル)」。
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「パーキングスタンド(後輪を接地させたまま車体を保持するためのスタンド)を上げ下ろしするための構造において、設計が不適切なため、後輪のブレーキレバーを強い力で最大引き量またはその近くまで握らないとパーキングスタンドが下ろせない。そのため、パーキングスタンドを使用するたびに、後輪のブレーキケーブルが過度に引っ張られ、使用過程において、当該ケーブルが切損し、後輪ブレーキが利かなくなるおそれがある」というもの。
改善措置の内容は「全車両、パーキングスタンドが下ろせる後輪のブレーキレバーの引き量を少なくするため、ジョイントを対策品と交換するとともに、サークリップを新品と交換する。また、後輪ブレーキレバー、後輪ブレーキケーブル(レバー側)を新品と交換する」という。
改善箇所説明図はコチラ
問:ヤマハ発動機 お客様相談室 TEL:0120-090-819