2014年2月21日
■メランドリが加入したアプリリアレーシング、2014年シーズンのタイトル獲得目指す
2月23日のオーストラリア(フィリップアイランド)を皮切りに、“市販車世界最速決定戦”ことスーパーバイク世界選手権の2014年シーズンが争われることになる。
昨年、マニュファクチャラー・タイトルは防衛したものの、ライダー・タイトルはカワサキに奪われたアプリリア。今年はマルコ・メランドリとシルバン・ギュントーリの両ライダーがタイトル獲得を目指す。
1,000cc 狭角V4エンジンを搭載、230HP以上のパワーを発揮する参戦マシンのRSV4レーサーは、シルバーを基調にアイデンティティである赤と黒をインサートしたカラーリングに変更された。
マルコ・メランドリ(#33) のコメント
「ここまで感動できるバイクは稀だよ。率直に言って好みだね。アグレッシブな中にエレガントさがあるカラーリングに見えるよ。ライダーとしてはバイクにスピードを求めるけれど、一バイクファンとしては美しく洗練されている、という点も重要視しているんだ。細部まで美しいということは、製品としてあらゆる部分まで妥協なく開発されているということと同義だからね」
シルバン・ギュントーリ(#50) のコメント
「ただ美しい、の一言だね。市販車でありながらアグレッシブでレーシングマシンの雰囲気をまとったRSV4が大好きなんだ。圧倒的なスピードはもちろん、全てのパーツが最高のパフォーマンスを発揮すべく配置されている。新しいカラーリングはそのマシンの上に乗ったチェリーのようなものさ。この美しさにひけをとらないスピードがあれば、ライバル達に勝ち目はないよ。市販車もきっと美しい仕上がりだろうね。すぐに1台欲しいよ」
アプリリアレーシング テクニカル&スポーツディレクター兼
ピアッジオグループ・バイクテクニカルセンター マネージャー
ロマーノ・アルベシアーノ のコメント
「圧倒的なスピードはもちろん、インパクトあるビジュアルもレーシングマシンの魅力です。走る造形物として賞賛を受けることは欠くことのできない目的ですが、RSV4はビジュアルにおいても間違いなく重要な足跡を残すバイクです。V4エンジン特有のコンパクトなボディサイズと美しく磨き上げられたフレームは、バイクにとって不可欠な機能要素ですが、それがサーキットで一番美しい存在になるようデザイン処理されていると感じます」