ヤマハ

XVS400 ドラッグスター
760,200円(11月29日発売)

ヤマハの人気ミドルクラス・クルーザー“ドラッグスター”がカラー&グラフィック変更。

1996年に発売開始されたミドルクラス・クルーザーモデル、XVS400ドラッグスター。発売以来4年間、小型二輪販売台数の首位を独走したことでも記憶される定番モデルだ。デビュー10周年の2006年には累計5万5千台以上の販売台数を記録している。その後、ほとんど毎年カラー&グラフィックの変更が行われたイヤーモデルが登場して現在まで至っている。

その中でも、2009年11月発売の2010年モデルではエンジンのF.I.化が行われ、新デザインメーターの採用や、タンデムフットレスト位置の変更、マフラー形状変更などのマイナーチェンジが行われた。

最近では、2013年2月に新色をラインナップ。価格も継続色よりも抑えた760,200円で発売。そして継続色の方も、2月1日から11月30日までの期間限定ながら4万2千円のクーポンプレゼントキャンペーンを実施した実質値下げ(ドラッグスタークラシックも対象だった)。

今回は、ドラッグスター、ドラッグスタークラシックともにカラー&グラフィックが変更され2014年モデルに発展、価格を従来モデルより引き下げるという嬉しい変更も行われた(前回のマイナーチェンジで価格を引き下げたドラッグスターのマットグレー車の価格は変わらず)。

新色の「セラミックアイボリー」(アイボリー)。燃料タンク両側にカジュアルなストライプを配している。 人気の「ディープレッドメタリックK」(レッド)には、燃料タンクとリアフェンダーにスポーティーなストライプを施している。
上の2色の新色に継続色のマットグレーを加え、計3色のカラー設定に。
ライダーの身長は176cm。
■XVS400 ドラッグスター 主要諸元
●エンジン:水冷4ストロークV型2気筒SOHC2バルブ●ボア×ストローク:68.0×55.0mm●総排気量:399cm3●圧縮比:9.7●最高出力:22kW(30PS)/7,500rpm●最大トルク:31N・m(3.2kg-m)/6,250rpm●燃料タンク容量:15リットル●燃料供給装置:フューエルインジェクション●変速機:常時噛合式5段リターン●フレーム:ダブルクレードル
●全長×全幅×全高:2,340×840×1,065mm●軸距離:1,610mm●シート高:660mm●最低地上高:140mm●重量:234kg●サスペンション:前テレスコピック、後スイングアーム●ブレーキ:前油圧式シングルディスク、後機械式リーディングトレーリング●タイヤ:前100/90-19M/C 57S、後170/80-15M/C 77S
メーカー希望小売価格:760,200円(本体価格724,000円、消費税36,200円)
           2013年11月29日発売

XVS400C ドラッグスタークラシック
800,100円(11月29日発売)

ヤマハの人気ミドルクラス・クルーザー“ドラッグスタークラシック”もカラー&グラフィック変更。

ドラッグスタークラシックは、ドラッグスターをベースにフロントワイドタイヤ、前後鉄製ディープフェンダー、鞍型シート、シーソー式シフトペダル、フットボードなどを採用してクラシック調スタイルに変身させたモデル。ドラッグスタークラシックとしては、2012年1月にドラッグスターと共に主にカラーリングの変更を受けて以来のマイナーチェンジとなった。

XVS400C ドラッグスタークラシックの新色は「ベリーダークレッドメタリック2」(マルーン)。クロームの各パーツと調和するグラフィックを燃料タンクとリアフェンダーに配している。 継続色のブラックメタリックX(ブラック)と合わせて2色の設定に。
ライダーの身長は176cm。
■XVS400C ドラッグスタークラシック 主要諸元
●エンジン:水冷4ストロークV型2気筒SOHC2バルブ●ボア×ストローク:68.0×55.0mm●総排気量:399cm3●圧縮比:9.7●最高出力:22kW(30PS)/7,500rpm●最大トルク:31N・m(3.2kg-m)/6,250rpm●燃料タンク容量:15リットル●燃料供給装置:フューエルインジェクション●変速機:常時噛合式5段リターン●フレーム:ダブルクレードル
●全長×全幅×全高:2,450×930×1,110mm●軸距離:1,625mm●シート高:710mm●最低地上高:145mm●重量:247kg●サスペンション:前テレスコピック、後スイングアーム●ブレーキ:前油圧式シングルディスク、後機械式リーディングトレーリング●タイヤ:前130/90-16M/C 67S、後170/80-15M/C 77S
メーカー希望小売価格:800,100円(本体価格762,000円、消費税38,100円)
           2013年11月29日発売

MAXAM CP250
682,500円(11月29日発売)

“ストリートクルーザー”MAXAM CP250に新色を設定。

“ロー&ロング”ボディに250cm3水冷4ストロークエンジンを搭載し、快適なタンデム性能と居住性を実現するスクーターとして2005年4月に発売開始されたMAXAM CP250。「ベストタンデムアーバンクルーザー」のコンセプトによる個性的なデザインは今も変わらず、カラー&グラフィックの変更や一部装備の充実で継続発売されてきている。

2010年3月のマイナーチェンジでは、5段階調節機構付ブレーキレバーの採用、ダブルステッチ仕上げのツートーンシート(ブラック色車を除く)、アルミ蒸着フロントフラッシャーリフレクター、新ロゴデザインとなった立体エンブレムの採用、そしてアイボリーカラーとスモークグリーンカラーのモデルにはサイドグラフィックの追加が行われている(その後、2012年モデルでは両カラーとも設定から外れてしまったが)。今回は、2012年2月の発売モデルで新色の追加と一部シートカラーの変更が行われて以来のマイナーチェンジ。

2014年モデルの新色は“ビンテージスタイルのストリートクルーザー”をコンセプトとした質感ある「ダークグレーメタリックN」(ダークグレー)。都会的なスタイリッシュさ、カジュアルなストリートの雰囲気などを強調している。 継続色の「ベリーダークオレンジメタリック1」(ブラウン)と合わせて2色の設定に。
ライダーの身長は176cm。
■MAXAM CP250 主要諸元
●エンジン:水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ●ボア×ストローク:66.0×73.0mm●総排気量:249cm3●圧縮比:10.8●最高出力:15kW(20PS)/7,500rpm●最大トルク:22N・m(2.2kg-m)/5,500rpm●燃料タンク容量:14リットル●燃料供給装置:フューエルインジェクション●変速機:Vベルト式オートマチック●フレーム:バックボーン
●全長×全幅×全高:2,365×820×1,060mm●軸距離:1,615mm●シート高:655mm●最低地上高:105mm●重量:201kg●サスペンション:前テレスコピック、後ユニットスイング●ブレーキ:前油圧式シングルディスク、後油圧式シングルディスク●タイヤ:前120/70-13M/C 53P、後130/70-13M/C 63P
メーカー希望小売価格:682,500 円(本体価格650,000円、消費税32,500円)
           2013年11月29日発売

SR400
535,500円(2014年1月20日発売)

ヤマハ伝統の“レトロモダン”SR400にニューグラフィックを採用して発売。

1978年発売以来、一度もフルモデルチェンジを受けずに今日まで多くのライダーに支持され続けてきた驚異のモデル、SR400。その発売開始時点でもすでに“レトロスタイル”と受け取られていたのだから、バイクとはなんぞや、を痛烈に考えさせてくれる存在だ。キャストホイールの採用や、ドラムブレーキ化など、細部でのマイナーチェンジは受けてきたが、空冷単気筒SOHCエンジンをセミダブルクレードルフレームに搭載するという基本構成には一切変更が無く今日まで連綿と生産されてきた。

ただ、2008年に発売された30周年記念モデルを最後に、排気ガス規制や騒音規制の厚い壁に阻まれて、とうとうSRも一時生産中止となってしまった。名車、SRもついに歴史の彼方へと去ってしまうのか、と危惧されたのだが、F.I.化により見事復活。2009年12月から2010年モデルとして販売を再開してくれている。そして2012年1月には、約2年ぶりとなるマイナーチェンジが行われ、伝統のヤマハブラックと、ニューパールホワイトという新色2色の設定により、2012年モデルとして発売された。

2013年2月には35周年記念モデルを受注期間限定で発売。シルバーフレームにオリジナルイメージのタンク&サイドカバー、そしてツートーンシートを採用。さらに、F.I.仕様発売以降、若干上がってしまっていた価格を以前のレベルに近づける535,500円という設定に。ちなみに、F.I.モデル以前の2008年モデルは486,150円、その2008年に登場した30周年記念モデルが609,000円。そして35周年記念モデルが登場した時点での、通常モデルの価格は577,500円だったのだから、このプライス設定はお買い得だった。

今回は、「Since 1978」の文字を刻んだ金属調のサイドカバーエンブレムと、ニューグラフィック、ニューカラーが採用されての登場だが、特別な記念モデルというわけではなく、SR400本体のマイナーチェンジというカタチで2014年モデルとして発売される。

2014年モデルの新色は、落着きとエレガントをイメージさせる「ダークグレーイッシュレッドメタリック3」(マルーン)を設定。 継続色のヤマハブラック(ブラック)とニューパールホワイト(ホワイト)も同時にタンクとリアカウルへのループストライプ採用、ブラック文字盤メーターパネル、「SR Since 1978」の金属調エンブレムを採用したサイドカバー、などの仕様変更が行われた。
ニューパールホワイト(ホワイト)。
ライダーの身長は176cm。
■SR400 主要諸元
●エンジン:空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ●ボア×ストローク:87.0×67.2mm●総排気量:399cm3●圧縮比:8.5●最高出力:19kW(26PS)/6,500rpm●最大トルク:29N・m(2.9kg-m)/5,500rpm●燃料タンク容量:12リットル●燃料供給装置:フューエルインジェクション●変速機:常時噛合式5段リターン●フレーム:セミダブルクレードル
●全長×全幅×全高:2,085×750×1,110mm●軸距離:1,410mm●シート高:790mm●最低地上高:140mm●重量:174kg●サスペンション:前テレスコピック、後スイングアーム●ブレーキ:前油圧式シングルディスク、後機械式リーディングトレーリング●タイヤ:前90/100-18M/C 54S、後110/90-18M/C 61S
メーカー希望小売価格:535,500円(本体価格510,000円、消費税25,500円)
           2014年1月20日発売


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