2013年11月15日 

■今年も“愛しき”バイクが大集結!! 晩秋恒例イベント「第17回 カフェカブミーティング in 青山」

 1997年より毎年開催されているカブ・オーナーの交流を深めるイベント「カフェカブミーティングin青山」は今回で第17回を迎えた。東京・青山の本田技研本社前には全国のカブ・オーナーやファンが全国から集結。ノーマルからカスタム車両、今から50年以上前に生産されたクラシックモデルから最新型まで、日本はもちろん世界で愛される色とりどりのカブが都会の風景に華を添える。

 参加車両はスーパーカブに限らず、スポーツカブやスクーターにカブのエンジンをドッキングしたジョルカブでもOK。昨年の同イベントで世界初公開され、今年6月に発売されたクロスカブの姿も目立つ。生活に密着したバイクだけにとても微笑ましい光景で、オーナーそれぞれの愛着が感じるバイクばかりだ。

 10時からスタートしたイベントはタイトルにもなっているよう、参加者にはコーヒーが振舞われ、そこらじゅうでカブ談義。共通の愛車のネタは尽きないようだ。また、愛車とオーナーが様々なカテゴリーで競う「スーパーカブコンテスト」、恒例となっている「バイクフォーラム」などを開催。普段は中々入りづらい雰囲気漂う、ショールーム上の応接スペースも憩いの場として開放されている。

 気になるコンテスト入賞者が発表されると宴もたけなわ。参加者には記念のピンズバッジに加え、今年はキーホルダーもプレゼントされ、お開きに。しかし、オーナー同士の熱いカブ談議はその後も終わることはなかった。皆さん、また来年もお会いしましょう!



ミーティング参加者を導くレッドカーペット。今年よりコンテストのエントリー(400台枠)はインターネット申込に。また、地下駐車場もこの日に限り二輪車専用となった。※写真をクリックすると、大きく、または違った写真が見られます(以下同様) あっという間に新旧カブ・シリーズで埋め尽くされた本田技研工業・本社ビル前。展示方法も様々な工夫が施され、バイクに詳しくない人でも楽しい。遠くはサウスカロライナからの参加もあったようだ。
※写真をクリックすると違う写真が見られます


参加者にはホットコーヒーをはじめとする各種ドリンク類が振舞われ、飲み物片手にバイク談義が始まる。1年ぶりの再会を喜ぶ者も。 11時より、四輪の開発に携わる名物研究員・繁さん(リードギター)率いるバンドが、ベンチャーズをメインとしたインストルメンタル・ライブを開催。 繁さん曰く、“四輪のカブ”と言われるようなクルマを作りたいと。


「世界を走って55年。ありがとう、これからもスーパーカブ」と題したバイクフォーラムを開催。MOTORISE などでお馴染みのタレント古澤 恵さん、そして世界のカブ・シリーズを統括する今田典博さん(現・本田技研工業 二輪事業本部 事業企画室所属 スクーター・二輪EV事業統括)らが登場。オーナーズ・ミーティングならではのディープな質問も飛び交う。 ホンダモーターサイクルジャパン 営業部 商品企画課の平出雄一さんが「リトルカブ・55周年スペシャル」を紹介。今回のイベントのために、発表日が11月8日に設定されたという。研究所には「ファッションアイテムとして採り入れられるバイク」と要望。デザイン上なくてはならない“赤リム”は塗装の耐久性など、サプライヤーと吟味が重ねられたとか。


コンテスト1~6位受賞者による記念撮影(写真をクリックすると1位のバイクとオーナーさんが見られます)。人気投票の他、各種賞も用意された。 参加者にとってお楽しみの記念品。今年はクロスカブのピンバッジ(非売品)の他、発売前(?)のPVCラバー携帯ストラップもプレゼント。


雨の天気予報も出ていた今年のカフェカブミーティング、参加者が家路に着く頃は晴れ間も。来年、またお会いしましょう!