スズキ

「モーターサイクルのこだわりを形にしたスタイリングに、ビッグバイクの走りとミドルバイクの扱いやすさ、経済性をダウンサイジングエンジンにより両立させたコンパクトロードスター」(プレスリリースより)がリカージョンだ。新設計のエンジンは、588cc直列2気筒をベースに、インタークーラーターボを組み合わせることで、リッタークラス並みの性能と低燃費を実現しているという。車体を構成する各部のパーツも質感にこだわり、工芸品のような美しさを演出。ちなみに車名の「Recursion」とは、「回帰、再帰」を意味する英語から命名。

■全長×全幅×全高:2,100×770×1,100mm、ホイールベース:1,450mm、水冷直列2気筒、588cc、インタークーラーターボ付、最高出力:74kW(100PS)/8,000rpm、最大トルク:100N・m(10.2kg-m)/4,500rpm、車両重量:174kg

高効率の直列2気筒エンジンにインタークーラーターボをコンパクトに配置し、低燃費と優れた出力特性を両立。これにより街中では経済的で扱いやすく、ワインティングでは厚いトルクとコンパクトな車体で爽快な走りを実現。メインフレームは軽量なアルミ製を採用し、片持ちスイングアーム、カーボンモノコック・リアフレームと組み合わせることで高品質かつ軽量なスッキリとした車体構成を実現している。トラクションコントロールシステム、ブレーキアシスト機能など、ライダーの負担を軽減させるサポート技術も搭載。

「より多くの人にバイクの楽しさを知ってもらうために、気軽に乗れて、新感覚の遊びを楽しめる小型電動バイクを提案」。小型自転車のようなコンパクトな車体に、e-Let’sをベースにした電動ユニットを搭載している。“玩具感覚”でありながら、アルミフレームや倒立フロントフォーク、前後ディスクブレーキなど、小さいながらも本格派の装備を搭載。車名の「EXTRIGGER」とは、「電動、クロスオーバー」をイメージする「EX」と、「きっかけ」の意味を持つ「trigger」を組み合わせた造語。

■全長×全幅×全高:1,430×760×975mm、ホイールベース:960mm、シート高:720mm、交流同期電動機、定格出力:0.58kW、バッテリー種類:着脱式リチウムイオン電池、車両重量:62kg

小型自転車(BMX)やアウトドアグッズをモチーフにしたスタイリングとカラーリング。軽量コンパクトな車体にe-Let’sの電動ユニットを採用することで、クリーンで静かな走行を実現。着脱式バッテリーのため、電池がなくなっても予備バッテリーと交換すればすぐに走行可能。可視光通信技術の採用により“光信号”で情報のやりとりが可能(カシオ計算機との共同企画)。例えば街中にあるカフェからの光信号を受けてお奨めメニューのクーポンを受け取れるといった新しいバイクの楽しみ方も想定。同じく参考出品の四輪車、「X-LANDER(エックスランダー)に積載可能。

 フルモデルチェンジを受けたスズキのフラッグシップ・アドベンチャーツアラー。すでに海外では9月に発表されているモデルだ。エンジンから車体まで大幅に熟成することで、スポーツ・アドベンチャーツアラーの醍醐味である様々な走行シーンへの適応、操る楽しさや長距離移動の快適性を向上させているという。スズキの量産二輪車として初のトラクションコントロールシステムを標準装備している。

■全長×全幅×全高:2,285×865×1,410mm、ホイールベース:1,555mm、シート高:840mm、水冷V型2気筒DOHC4バルブ、1,037cc、車両重量:228kg

デザインは、スズキ初の大型デュアルパーパスモデルとして発売された1988年のDR750Rに着想を得ているという。軽量コンパクトな新設計1,037cc、V型2気筒エンジンとアルミ製フレームを採用し、快適な乗車姿勢と低シート高を実現。ラジアルマウントフロントブレーキキャリパー、ABS、3段階に切り換えられるトラクションコントロールシステム等を装備。ウインドシールドは角度と高さを各3段階に調節できる。

 世界に認められた“アルティメット・スポーツ”ハヤブサがいよいよ日本国内モデルをラインナップする。国内の認証基準をクリアしながらも、海外モデルと同等の出力特性を実現できたという。ABS、ブレンボ社のフロントブレーキキャリパーなどを採用。

■全長×全幅×全高:2,190×735×1,165mm、ホイールベース:1,480mm、シート高:805mm、水冷直列4気筒DOHC4バルブ、1,340cc、最高出力:145kW(197PS)/9,500rpm、最大トルク:155N・m(15.8kg-m)/7,200rpm、車両重量:266kg

二輪車初のETC車載器を標準装備。メーターパネル内の液晶インジケーターでETCの動作確認が可能に。ブレンボ社製フロントブレーキキャリパーを採用。海外モデルと同様にライダーの好みに応じて出力特性を3タイプの中から選択可能な“S-DMS”(Suzuki Drive Mode Selector)を搭載。

 2012年7月に発売開始し若者や、リターンライダーにも人気のGSR250にバリエーションモデル。ハーフカウルを装備し高速クルージングも快適に。今年の4月に中国上海で開催された上海モーターショーにおいて発表されたグローバルモデル、GW250Sの国内仕様といえるモデルだ。ハンドル位置も、高く手前にポジション変更することでより前傾の少ない快適な乗車姿勢を実現している。

■全長×全幅×全高:2,145×790×1,125mm、ホイールベース:1,430mm、シート高:780mm、水冷直列2気筒SOHC2バルブ、248cc、最高出力:18kW(24PS)/8,500rpm、最大トルク:22N・m(2.2kg-m)/6,500rpm、車両重量:186kg

GSR250Sに採用したハーフカウルは、快適さを追求した防風効果の高い形状としている。フレームマウントを採用することで、ステアリングの軽快さはそのままに、安定感のある走りが楽しめる。GSR250のハンドル形状を変更し、ハンドル位置を高く、手前にすることで前傾のより少ない楽な乗車姿勢を実現している。
※上の動画が見られない方、もっと大きな画面で見たい方は、YOU TUBEのWEBサイトで直接ご覧下さい「http://youtu.be/r18LwLN2xd0
ライダーの身長は176cm。

 フルサイズ250の取り回しに負担を感じてしまうユーザーに向けて、よりコンパクトなボディサイズながら機能性は250と同等、そんな快適性と機動性に富んだモデルとして開発された200ccスクーター。多機能メーターの採用や足着き性を高めたフロアボード形状、そして低いシート高など、日常での使い勝手を最優先。タイスズキで生産。

■全長×全幅×全高:2,050×740×1,355mm、ホイールベース:1,465mm、シート高:735mm、水冷単気筒SOHC4バルブ、200cc、最高出力:13.5kW(18PS)/8,000rpm、最大トルク:17N・m(1.7kg-m)/6,000rpm、車両重量:161kg

161kgのコンパクトな車体に13.5kWの最高出力を発揮する水冷単気筒エンジンを搭載、スムーズな加速ときびきびとした走行を実現。デュアルヘッドライトおよびテールランプを採用したスポーティなデザイン。735mmのシート高とカットフロアボードの採用で足着き性を高めている。ホイールは前13インチ、後12インチを採用、ブレーキは前後輪シングルディスク。シート下トランクにはフルフェイスヘルメット2個が入る41リットルの容量を確保。インストルメントパネルはタコメーターとスピードメーター、中央には大型液晶ディスプレイを採用。また、クラス初となるエコドライブインジケーターも装備。
※上の動画が見られない方、もっと大きな画面で見たい方は、YOU TUBEのWEBサイトで直接ご覧下さい「http://youtu.be/9OUslkrqvD8
ライダーの身長は176cm。

SUZUKI MotoGP参戦開発車両
(参考出品車)

 2015年のMotoGP復活に向けて開発中のモデルもスズキブースに展示。伝統の直4で扱いやすいエンジン特性を心掛け、力強い加速ができる車両を目指しているという。エンジンの横幅を抑え、カウリングの幅はV型4気筒だった800ccの’11GSV-Rとほぼ同等。水冷直列4気筒、1,000cc、最高出力:169kW(230PS)以上、最大トルク:113N・m(11.5kg-m)以上、車両重量:160kg以上。



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