WR250X 732,900円 (9月15日発売)
★ヤマハ WR250X 車両解説
本気度100%オフスポーツモデル
WR250Rの兄弟車もカラー&グラフィック変更で’11モデルに
2007年のモーターサイクルショーに展示され大反響を得たWR2500RとWR250X。そしてオフファンが首を長くして待つこと半年、その年の11月に待望の本格トレールモデルとしてオフロードファンの前に姿を現している。特にWR250Rでは「“オフロードでのYZF-R1”を開発コンセプトとした」というほどのアグレッシブさで、発売と同時に人気を集めている。こちらXは本格モタード派向けにアレンジ。
WR250R、WR250Xともに登場後は、イヤーモデルとしてのカラーリング変更を経てきたのみで、現在もバリバリのモタードモデルとして君臨しているのはご存じの通り。国内市販オフロードモデル初のアルミ製フレーム、専用に開発された水冷4ストローク単気筒DHOC4バルブ、FI採用エンジンなどの特徴は今もって高い戦闘力を誇る。Xでは前後17インチラジアルタイヤやφ298mmの大径ウェーブディスクの採用などが特徴に。
★YAMAHA プレスリリースより (2010年9月2日発表)
新グラフィック採用で高い走行性能を表現
「WR250R」「WR250X」
2011年モデルを発売
ヤマハ発動機株式会社は、250ccの水冷4ストロークDOHC単気筒4バルブ・F.I.エンジンを、国内軽二輪オン&オフロードモデルとして唯一アルミ製フレームに搭載した「WR250R」及び「WR250X」について、一部グラフィックを変更し2010年9月15日より発売する。
「WR250R」のディープパープリッシュブルーソリッドEには、競技用の2011年モデルYZシリーズのイメージを反映し、ダイナミックかつスポーティな走行性を表現した新グラフィックを採用。「WR250X」のパープリッシュホワイトソリッド1には、パワフルでアグレッシブなイメージをさらに強調する新グラフィックを採用するとともに、ロゴのまわりにはカーボン調柄を新たに織り込んだ。
なお「WR250R」「WR250X」のブラック車については、カラーリング&グラフィックともに継続設定とした。
2007年11月から発売の「WR250R」「WR250X」は、コンパクトな車体と軽快な走りで、軽二輪スポーツ市場で高い支持を集めている。「WR250R」は、<ザ・プレミアム・オフロードスポーツ>を具現化したモデルで、コンパクトエンジンとアルミフレームのバランスによる高性能な走りと斬新なデザインが特徴。一方<ザ・プレミアム・ストリートスポーツ>を具現化した「WR250X」は、「WR250R」と車体コンポーネントを共通としながら、前後17インチタイヤを採用するなどクール&スタイリッシュなフォルムとして、街中での走行性能に磨きをかけたモデルである。
- 名称
- 「WR250R」「WR250X」
- 発売日
- 2010年9月15日
- メーカー希望校売り価格
- 「WR250R」701,400円 (本体価格668,000円、消費税33,400円)
- 「WR250X」732,900円 (本体価格698,000円、消費税34,900円)
- メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれない。
- カラーリング
- ■ パープリッシュホワイトソリッドE(ブルー/ WR250Rのみ)
- ■ パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト/ WR250Xのみ)
- ■ ヤマハブラック
- 販売計画
- 2,000台(年間、シリーズ合計)
★主要諸元
車名型式 | JBK-DG15J | |
---|---|---|
WR250X | ||
発売日 | 2010年9月15日 | |
全長×全幅×全高(m) | 2,150×0.810×1.190 | |
軸距(m) | 1.435 | |
最低地上高(m) | 0.260 | |
シート高(m) | 0.870 | |
車両重量(kg) | 134 | |
乾燥重量(kg) | - | |
乗車定員(人) | 2 | |
燃費(km/L) | 34.0(60km/h定地走行テスト値) | |
登坂能力(tanθ) | - | |
最小回転半径(m) | - | |
エンジン型式 | G363E | |
水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ | ||
総排気量(cm3) | 249 | |
内径×行程(mm) | 77.0×53.6 | |
圧縮比 | 11.8 | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 23[31]/10,000 | |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 24[2.4]/8,000 | |
燃料供給装置形式 | フューエルインジェクション | |
始動方式 | セルフ式 | |
点火方式 | T.C.I.式(フルトランジスタ) | |
潤滑油方式 | 強制圧送ウェットサンプ式 | |
潤滑油容量(L) | 1.5 | |
燃料タンク容量(L) | 7.6 | |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング | |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |
変速比 | 1速 | 2.642 |
2速 | 1.812 | |
3速 | 1.318 | |
4速 | 1.040 | |
5速 | 0.888 | |
6速 | 0.785 | |
減速比1次/2次 | 3.120/3.230 | |
キャスター(度) | 26°00′ | |
トレール(mm) | 81 | |
タイヤサイズ | 前 | 110/70R17M/C 54H |
後 | 140/70R17M/C 66H | |
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式シングルディスク |
後 | 油圧式シングルディスク | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式(倒立) |
後 | スイングアーム式(リンク式モノクロス) | |
フレーム形式 | セミダブルクレードル |