アドレスV125Sリミテッド 282,450円(10月25日発売)

★スズキ アドレスV125S リミテッド 車両解説

“あったか通勤快速仕様車”アドレスV125S リミテッドの車体色を変更して発売

2005年2月、それまでの2ストロークエンジンを搭載するアドレスV100の跡を継ぐ、スズキの原付二種スクーターとして発売開始されたのがアドレスV125だ。当然ながらエンジンは環境対応の新設計4ストロークへと変更され、同時に国産125ccとしては初のフューエルインジェクションが採用されていた。この時同時に発売されたアドレスV125Gは、アップグレードモデルといえるもので、フロントのウインカーにクリアレンズを採用、車体横には立体エンブレム、ハンドルロックと同時にアラームがセットできる盗難抑止アラームの標準装備、シート下トランク内にDCソケットを配置、サイドスタンド、ハンドル下のインナーラックやリヤキャリアなどが採用されていた。

その後、2006年3月発売以降のモデルは、台湾の合弁会社で生産、日本に輸入されるモデルへと切り替えられている(それまでは愛知県の豊川工場で生産されていた)。価格はそれまでと同一で、年間販売目標は28,000台だった。

2007年2月、メーターパネルにウインカーのインジケーターを新たに採用、文字盤のデザインも変更、シート下トランクに荷物の損傷を軽減するスポンジタイプのインナーマットを採用、カラー設定も変更するマイナーチェンジ。同年8月、鮮やかな「パールグラスホワイトNo.2」の車体色を採用した2,000台限定のアドレスV125G リミテッドエディションを発売。

2008年1月、防風効果の高い専用設計ナックルバイザー、5段階に温度調整が可能なグリップヒーター、そしてレッグシールドに“Limited”のエンブレムを貼付し、寒冷時の快適性を高めた限定車、アドレスV125G リミテッドを発売。同年12月、アドレスV125GとアドレスV125G リミテッドをマイナーチェンジ。新排出ガス基準である平成19年国内排出ガス基準に対応、発電機を改良、メーターパネルのデザインと質感を向上、シャッターキーの形状を変更。

2009年9月、アドレスV125Gに新色を設定。2010年1月、基本モデルといえるアドレスV125にも小物の収納に役立つフロントインナーポケット、荷物の積載に便利なリアキャリアを採用するマイナーチェンジ。実質的にV125Gと合体したカタチに。

2010年8月、アドレスV125シリーズのスポーティ・バージョンと言えるアドレスV125S/アドレスV125S ベーシックを発売。メカニズムの基本構成は変わらないものの、外観はよりスポーティにエッジを効かせた流線的なラインを効果的に取り入れたスタイリングが採用された。クリアレンズではなく通常のウインカーレンズ仕様となり、盗難抑止アラームが省略されているのがアドレスV125S ベーシック。

2011年1月、アドレスV125Sに「キャンディカプリブルー」という特別色を設定。2011年10月、アドレスV125Sにナックルバイザー、グリップヒーター、シートヒーターを採用した寒冷地仕様を施したアドレスV125S リミテッドを発売。

2012年1月、前年に引き続き「キャンディソノマレッドNo.2」という特別色を設定。そして2012年6月には、ノーマルバージョンと言えるアドレスV125の方のカラーチェンジが行われている。新色の「キャンディカプリブルー」の採用と継続色の3色を合わせ、計4色のラインナップに。諸元、価格に変更なし。

2012年9月は、スポーティーバージョン、アドレスV125Sの方のカラーチェンジの番で、新色「ファントムブラックメタリックNo.2」(灰色)という新色を採用、既存色2色、特別色2色と合わせて計5色の設定となった。

2012年12月、アドレスV125S リミテッドの2013年モデルとして新色「グラスミッドナイトブラウン」(茶)が追加され、既存色2色と合わせて3色のカラー設定となった。

今回もアドレスV125S リミテッドの車体色変更が行われ、「グリームグレーメタリック」(銀)と「パールグラスホワイトNo.2」(白)の新色2色と、既存色の「グラスミッドナイトブラウン」(茶)の3色のラインアップとなった。諸元、価格は変わらず。

新色「グリームグレーメタリック」(銀)。
新色「パールグラスホワイトNo.2」(白)。
既存色「グラスミッドナイトブラウン」(茶)。計3色の設定。

★SUZUKI プレスリリースより (2013年10月1日)

寒い季節に快適な機能を装備した125cm3スクーター
「アドレスV125S リミテッド」の車体色を変更して発売

スズキは、寒い季節に快適な機能を装備した125cm3スクーター「アドレスV125S リミテッド」の車体色を変更し、2013年10月25日(金)より発売する。

●主な変更点
・車体色を新色の「グリームグレーメタリック」(銀色)、「パールグラスホワイトNo.2」(白色)と、既存色の「グラスミッドナイトブラウン」(茶色)の3色設定とした。
※既存色、主要諸元、メーカー希望小売価格に変更は無い。
●「アドレスV125S リミテッド」の主な特長
「軽量・コンパクトな車体と扱いやすいエンジン」、「エッジの効いたシャープなデザイン」、「実用的で便利な装備」などで定評をいただいているアドレスV125Sに、
・自動温度制御装置を搭載した、クラス唯一※のシートヒーター
・冬場に厚手のグローブをしたままでも操作しやすい、プッシュボタン式のグリップヒーター
・手元の防風効果を高める、スタイリッシュなデザインのナックルバイザー
を、追加装備することで、これからの寒い季節でも快適な走りを実現した。
※125cm3スクータークラス(国内認定車)2013年9月現在カタログ調べ
商品名
アドレスV125Sリミテッド(UZ125SZL3)
メーカー希望小売価格
282,450円(消費税抜き269,000円)
発売日
2013年10月25日
車体色 3色
グリームグレーメタリック(YWB)、パールグラスホワイトNo.2(YPK)、グラスミッドナイトブラウン(YWG)