RM-Z250 724,500円(9月1日発売)

★スズキ RM-Z250 車両解説

エンジンマネージメントの見直しや
グラフィック変更で’11年モデルに

カワサキと共同開発されたスズキ初の4ストローク・モトクロッサー。2種類のイグニッションマップ特性を備えた水冷DOHC4バルブ・エンジンを、RMから発展させたフレームに搭載して2003年8月に登場している。

マグネシウムやアルミニュウムを多用した軽量コンポーネントを使用、バルブやエキゾーストの一部にもチタンを採用するなど徹底した軽量化で、それまでの2ストローク・エンジンからの重量ハンディを克服、一足早く発売された2ストローク・エンジン搭載モデル、RM250よりも車両重量が軽いほどだった(RMの96kgに対してRM-Zは92.5kg!)。

’11年モデルではエンジンマネージメントの見直しや新設計のキックアームの採用、FIM新音量規制に適合する滑らかな出力特性の実現、そしてダイナミックなグラフィックへの変更などが行われた。

エンジンマネージメントの熟成やよりアグレッシブなニューグラフィックの採用でRM-Z250が11年モデルに。カラーはチャンピオンイエローNo.2/ソリッドブラック。

★SUZUKI プレスリリースより (2010年8月5日)

4ストローク249cm3モトクロッサー
「RM-Z250」をマイナーチェンジして発売

スズキは4ストローク249cm3モトクロッサー「RM-Z250」をグラフィック変更し、9月1日(水)より発売する。

「RM-Z250」は、初心者からトップライダーまで幅広く、レースで勝利するというコンセプトのもと、AMAスーパークロスで培われた「RM-Z450」の先進技術を盛込み開発した車両である。

●主な変更点
エンジン
・ECMデータを一新し、ほぼリニアな加速感とオーバーレブ特性をアップし、新設計キックアームにより始動性のアップを図った。
・FIM新音量規制に適合し、滑らかな出力特性を実現した。
外観
・シュラウドのデザインに赤い閃光をイメージしたスピード感溢れるダイナミックなグラフィックを採用。
商品名
RM-Z250
メーカー希望小売価格
724,500円
発売日
2010年9月1日
パブリシティー(雑誌)
2010年8月5日
車体色 1色
チャンピオンイエローNo.2/ソリッドブラック

★主要諸元

車名型式 RM-Z250
RJ42A
発売日 2010年9月1日
全長×全幅×全高(m) 2.170×0.830×1.270
軸距(m) 1.475
最低地上高(m) 0.345
シート高(m) 0.955
車両重量(kg) 105
乾燥重量(kg) -
乗車定員(人) 1
燃費(km/L) -(60km/h定地走行テスト値)
登坂能力(tanθ) -
最小回転半径(m) -
エンジン型式 J445
水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ
総排気量(cm3) 249
内径×行程(mm) 77.0×53.6
圧縮比 13.5
最高出力(kW[PS]/rpm) -[-]/-
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) -[-]/-
燃料供給装置形式 フューエルインジェクション(ケーヒンFI44)
始動方式 キック式
点火方式 CDI
潤滑油方式 圧送式セミドライサンプ
潤滑油容量(L) 1.1
燃料タンク容量(L) 6.5
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
変速機形式 常時噛合式5段リターン
変速比 1速 2.153
2速 1.764
3速 1.470
4速 1.238
5速 1.090
減速比1次/2次 3.316/3.769
キャスター(度) 30°20′
トレール(mm) 140
タイヤサイズ 80/100-21
100/90-19
ブレーキ形式 油圧式シングルディスク
油圧式シングルディスク
懸架方式 テレスコピック式
スイングアーム式
フレーム形式 アルミツインスパー