2013年9月11日
■2014ドゥカティ・スーパーバイク、899パニガーレがフランクフルトでデビュー
2013年9月10日、スポーツ・ファン待望の899パニガーレが、フランクフルト国際モーターショーの前夜祭で初公開された。
強烈な個性を放つ“スーパーミッド”モデルは、ドゥカティ・スーパーバイク・ワールドへの新たな道を切り拓くものとして注目されていた。モノコック・コンセプトの車体に、業界最先端のエレクトロニクス技術を満載したスーパークアドロ・エンジン。
新設計されたこのスーパークアドロ・エンジンは、フラットなパワーとトルク特性を実現するために、ボアとストロークが見直され、イタリア本国仕様で148hp(109kW)の最高出力と73lb-ft(10.1kgm)の最大トルクを発生。極めてスムーズなパワーユニットは、パニガーレ・モノコック構造においてはストレスメンバーとして構造部材の役割も果たしている。車両の乾燥重量はわずか169kg。驚異的なパワー・ウェイト・レシオと俊敏性を実現している。
1199パニガーレを思わせるシルエットは、スーパーバイク・ファミリーのDNAを強調。ドゥカティ・クイック・シフト(DQS)に加え、ライド・バイ・ワイヤ、3ステージABS、ドゥカティ・トラクション・コントロール(DTC)、エンジン・ブレーキ・コントロール(EBC)を統合制御するライディング・モード・テクノロジーを採用し、最新世代スーパーバイクのベンチマークにふさわしいエレクトロニクスを誇っている。カラーリングは、ドゥカティ伝統のレッドとブラック・ホイール、アークティック・ホワイト・シルクとレッド・ホイールの2タイプが用意される。
現在のところ、日本仕様、日本への導入時期、価格等は未定とのこと。
●ドゥカティジャパン(TEL0120-030-292 http://www.ducati.co.jp/)