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●2012年モデル 緑川 裕 さん、幸子さん(愛知県)
「名古屋から来ました。5時過ぎに出ましたが、幸い、雨にはふられませんでした。ワクワクしてあまり眠れませんでした。16歳からバイクに乗っていましたが、23歳ぐらいで一旦離れ、5年前にリターンしました。最初はCB1100Fを手に入れて走っていました。ゴールドウイングは復帰後2台目、となります。タンデムで出ることが多いのでとても満足しています。福島の会津、四国の徳島、高知にも出かけました。次回は四国の第二弾として香川と愛媛を回る計画です」と、裕さん。パッセンジャーシートの幸子さんは「このアームレスト、本当に楽。もう、女王様気分でリラックスできますよ」と満足げ。早朝出発にもかかわらず疲れ一つ見せないのはゴールドウイングの得意技か(笑)。
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●2013年ゴールドウイングF6B ひでかずさん+としよさん(埼玉県)
34 歳のひでかずさん。実はまっすぅさん(写真下のF6Bオーナー)と幼なじみ……。それどころか、幼稚園から小学校、中学校、高校、大学までまったく同じ道を歩んでいる筋金入りの仲良しなのです。その2人が選んだF6Bの魅力とは?
「まずはこのバガースタイルですね。一目惚れです。一時期、DN-01にも目がいっていたんです。ただ、ツーリングする時の積載性の無さで躊躇して、ならばシルバーウイングかとも考えました、でもまてよ、と、ツーリングと言えばやっぱりゴールドウイングだ、となってF6Bに決めました。今年4月に納車になって北海道へも行ってきました。4000キロを越えたところです。
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正直、購入する時、ゴールドウイングのことも気になりました。価格差からすればHIDライトじゃない、バックギアがない、グリップヒーターがない、センタースタンドもオプションですから……。スタイルはF6Bなので満足していますが、駐車する時は神経を使いますね」それでも体重50キロのスレンダーな体躯で見事にF6Bを操るひでかずさん。乗りやすさもしっかり備わっているようです。
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●2013年ゴールドウイングF6B まっすぅさん(埼玉県)
ひでかずさんの幼なじみ、まっすぅさん。幼稚園から同級生、という仲良しぶりを語ってくれました。
「実はナンバープレートが連番で、フレームナンバーも連番なんです(笑)」とまっすぅさん。そこにはドリーム店の方が「そうなんです。せっかくなので幼なじみのお二人のためにお手伝いをさせていただきました」と割ってはいる。つまり偶然的必然とでも言いましょうか、F6B、2台のストーリーはそうして始まります。「フォルツァ、DN-01、CB1300SB(スペシャルエディション)を乗り継いでF6Bです。本当は買う予定では無かったのですが、ひでかずが買うとなって、ショップの人と実際にF6Bが彼の自宅に入るのか、を確かめに行ったとき、たまたま同行しまして、ついでに入るか確かめてみよう、と僕の自宅にも寄ったんです。そうしたら、スッと納まって(笑)。
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CBR250Rも持っていたのですが、CB1300SBとCBRを下取りに出してこれにしました」ハイスクリーンや純正ナビなどツーリング濃度を高めるカスタムが特徴のF6B。来ているTシャツは被っても、バイクの仕様はひでかずさんとは微妙に違うあたりにも長年のあうんの呼吸が……。
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●2012年ゴールドウイング シャムさん+ミカさん(東京都)
「ゴールドウイングを買った一番の動機は価格が安くなったこと、ギラギラしていたクロームが少なくなったこと。この二つは大きいよね」183cmという体躯のシャムさん。アフリカツイン、スカイウエイブ650などを乗り継ぎゴールドウイングへ。「今は7000キロぐらい。これからはもっと遠出する機会を作りたいですね。九州にも走って行きたい」バイクに何か要望はありますか?の質問に「ミラーが電動できちんと折りたためたらいいよね。あとはナビの使い勝手がもう少しかな。せっかくビルトインされたタイプを選んだんだからね」
ビルトインナビとエアバッグを分けてもらったらなお良いのに、とも語っていたシャムさん。7時に自宅を出て、上信越道の甘楽パーキングでミーティングに参加するグループに合流、会場に15台ほどで到着。
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「バックギアあるけど、停める時に注意しているから殆ど使ったことがない。でもちょっとでも下りに向けて停めるとビクともしないから、F6Bから外したのはどうかと思うよね」と、同士を心配する場面も。ごもっともです。ファンならではの鋭い視点が印象的。レザーのライダースが似合う55歳。クールです。
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●2012年 ゴールドウイング Kakiさん(埼玉県)
ツーリングをしながらイベントに参加したKakiさん。2012年1月に納車になったゴールドウイングのオドメーターはすでに2万1000キロに達したという。「FZ1、シルバーウイングに乗っていました。そのシルバーウイングで“ツーリング”の楽しさにはまり、極めるならもうゴールドウイングしかない、とこれにしました。仕事の兼ね合いで長期ツーリングには出られませんが、400〜500キロの日帰りツーリングを重ねています。シルバーウイングと比較すれば高速道路も低速域も安定していて良いですね。ただ、ウォブルが出るのが気になってヘッドベアリングを社外品に交換しています。かなり良くなりました。左に寄るクセもちょっと気になります。ビルトインナビの地図データの更新がディーラーで出来ないのは不満です。アメリカのサイトを見るとあちらでは出来るようですね」
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TVアンテナとチューナーを付け、ナビ画面にテレビを映すようカスタムされたKakiさんのゴールドウイング。渋滞時の情報収集につかうのだとか。クリアキンのハイウエイペグや、シーソータイプのシフトペダルなど「靴を気にせずのれますから」とKakiさん流のカスタムは奥が深い。足下のレッドウイングも綺麗なまま。お洒落です。
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ミーティングの集合場所、グリーンプラザ軽井沢の駐車場に11時前からゾクゾクとゴールドウイングが集まりだす。特にグループで到着すると、その迫力はものすごい。
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愛知からやって来た緑川さん。おそろいのレザージャケットの胸にはゴールドウイングの刺繍が。
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パーキングロットはゴールドウイングとF6Bを分けるようにセットされていた。赤/黒クール系軍団と白、シルバーのゴージャス系が周囲の空気を変えていた。
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ひでかずさん、としよさん。ウインカーレンズ、ナビマウント、リアキャリアなどカスタムの手法が細かくまっすぅ仕様とは異なるのが特徴。バガースタイルに惚れた、というだけにスクリーンはロープロファイルのまま。センタースタンドは納車時に装着。ツーリングアイテムを省いたところが気になる、との声はF6Bオーナーから多く聞かれた。
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「F6Bが出て20代、30代からの関心が高まりました」とホンダ関係者。まっすぅさんはそのど真ん中34歳。バックギア、クルーズコントロールは欲しいところ、とはご本人の弁。
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シャムさん+ミカさんの2012年式ゴールドウイング。去年まであまり出られなかったが、これからあちこちに走りにいきたい、という。「次のはきっとオートマだよね。」と。ゴールドウイングユーザーは最良を求める姿勢を強く感じた。
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「なかなか出かけられない」とはいえ2年未満で2万キロ超はかなりの走り屋でもあるKakiさん。ナビのアップデイトの件では開発者にも問いかけていた。テレビチューナーを搭載してナビモニターに映すのも海外のWEBにあった情報だという。
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そして強く降る雨を物ともせず会場を後にするゴールドウイング、ゴールドウイング、ゴールドウイング!
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