WR250R 701,400円(8月30日発売)

★ヤマハ WR250R 車両解説

“オフロード版レプリカ”WR250Rがカラーリング変更

2007年のモーターサイクルショーに展示され大反響を得たWR250RとWR250X。そしてオフファンが首を長くして待つこと半年、その年の11月に待望の本格トレールモデルとしてオフロードファンの前に姿を現している。特にWR250Rでは「“オフロードでのYZF-R1”を開発コンセプトとした」というほどのアグレッシブさで、発売と同時に人気を集めている。

以来、イヤーモデルとしてカラーリング変更を経てきたのみで、現在もバリバリのオフロードモデルとして君臨しているのはご存じの通り。国内市販オフロードモデル初のアルミ製フレーム、専用に開発された水冷4ストローク単気筒DHOC4バルブ、F.I.採用エンジンなどの特徴は今もって高い戦闘力を誇る。

2011年9月のモデルチェンジもグラフィックの変更が中心で、ブルー系のカラーにはスプラッシュをイメージした躍動感のある新グラフィックとシルバーのマフラーカバーを採用、ブラック系のカラーにはWR250Xで好評のカーボンパターンを織り込んだ新グラフィックとブラック&グレーのシートが採用された。

そして昨年8月のマイナーチェンジでもブルー系のカラー&グラフィックが変更され、2013年モデルのYZシリーズに共通する新グラフィックのエアスクープ、ホワイトリアフェンダーが採用された。

今回のカラー&グラフィック変更では燃料タンク側面のシュラウド部分の新グラフィックが特徴で、さらに兄弟車のWR250Xでは、フロントフォークエンド部と前後ホイールハブをブラック塗装としている。

2014年モトクロッサーのYZシリーズと共通イメージの「ディープパープリッシュブルーソリッドE」(ブルー)。
もう1色は「パープリッシュホワイトソリッド」(ホワイト)。

★YAMAHA プレスリリースより (2013年8月7日)

躍動感あるカラー&グラフィックを採用
ヤマハ軽二輪オン・オフロード最高峰モデル
「WR250R」「WR250X」のカラーリングを変更し発売

ヤマハ発動機株式会社は、高性能250ccエンジンをアルミ製フレームに搭載したオン・オフロードモデルのヤマハ軽二輪クラス最高峰モデル「WR250R」、及びスーパーモタードの走りが楽しめる「WR250X」のカラー&グラフィックを変更し2013年8月30日より発売します。

「WR250R」は<Flashy & Sharp>をコンセプトにカラー&グラフィックを変更、2014 年モトクロス競技専用モデルYZシリーズと共通イメージの「ディープパープリッシュブルーソリッドE」(ブルー)と、タフさやストリート感を印象づける新色「パープリッシュホワイトソリッド1」(ホワイト)の2色設定です。

「WR250X」は<Mono–tone Street>をコンセプトとし、パワフルでアグレッシブな新色「ローグロスグレー」(グレー)と、「パープリッシュホワイトソリッド1」(ホワイト)の2色設定です。

ともにガソリンタンク側面のシュラウドまわりの躍動感あるグラフィックが特徴です。また「WR250X」には、フロントフォークエンド部と前後ホイールハブにブラック塗装を施しカスタム感を演出しました。

<名称>
「WR250R」「WR250X」
<発売日>
2013年8月30日
<車両本体販売価格>
「WR250R」 701,400円(本体価格668,000円、消費税33,400円)」
「WR250X」 732,900円(本体価格698,000円、消費税34,900円)
※メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれない。
<カラーリング>
■ディープパープリッシュブルーソリッドE(ブルー/新グラフィック、WR250Rのみ)
■パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト/新色:WR250R、WR250Xは継続)
■ローグロスグレー(グレー/新色、WR250Xのみ)
<販売計画>
1,200台(シリーズ合計/発売から1年間、国内)
※お問い合わせは、「ヤマハ発動機お客様相談室(フリーダイヤル0120-090-819)」へ。
「WR250R」フィーチャーマップ
・軽量で視認性に優れた多機能デジタル式メーター
・ゴールドアウターチューブ
・インナーチューブ径46mm倒立式フロントサスペンション(フルアジャスタブル)
・外径250mmウェーブ形状ディスクブレーキ
・異径ピストンキャリパー
・コンパクト設計水冷4ストロークDOHC単気筒
・鋳造ピストン、メッキシリンダー採用
・フューエルインジェクション
・ダウンドラフトストレート吸気
・優れた排ガス浄化性能をもつ触媒
・剛性バランスに優れたアルミ製フレーム
・軽量アルミ製リアアーム
・リンク式モノクロスサスペンション
・最低地上高300mm
★<Flash & Sharp>をコンセプトとしたカラー&グラフィック
★印は本モデルの新たな特徴。

★主要諸元

車名型式 JBK-DG15J
WR250R
発売日 2013年8月30日
全長×全幅×全高(m) 2.190×0.810×1.235
軸距(m) 1.425
最低地上高(m) 0.300
シート高(m) 0.895
車両重量(kg) 132
乾燥重量(kg) -
乗車定員(人) 2
燃費(km/L) 34.0(60km/h定地走行テスト値)
登坂能力(tanθ) -
最小回転半径(m) -
エンジン型式 G363E
水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ
総排気量(cm3) 249
内径×行程(mm) 77.0×53.6
圧縮比 11.8
最高出力(kW[PS]/rpm) 23[31]/10,000
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 24[2.4]/8,000
燃料供給装置形式 フューエルインジェクション
始動方式 セルフ式
点火方式 T.C.I.式(フルトランジスタ)
潤滑油方式 強制圧送ウェットサンプ
潤滑油容量(L) 1.5
燃料タンク容量(L) 7.6
クラッチ形式 湿式多板
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1速 2.642
2速 1.812
3速 1.318
4速 1.040
5速 0.888
6速 0.785
変速比 3.120/3.307
キャスター(度) 27°20′
トレール(mm) 113
タイヤサイズ 80/100-21 M/C 51P
120/80-18 M/C 62P
ブレーキ形式 油圧式シングルディスク
油圧式シングルディスク
懸架方式 テレスコピック式
スイングアーム(リンク式)
フレーム形式 セミダブルクレードル