グラストラッカー　418,950円(8月23日発売)

★スズキ グラストラッカー 車両解説

“ストリートバイク”グラストラッカーの車体色を変更して発売

2000年4月、’70年代のアメリカの草レースで活躍したマシンをイメージした“ストリートバイク”としてグラストラッカーがデビュー。当時若者の間で流行していた外観を自己流にアレンジしてカスタマイズしたモデルをイメージしたメーカー製“街乗り”バイクでもあった。

シンプルなデザインの燃料タンク、スリムなシート、コンパクトな単気筒エンジン、2本式リアサス等を採用、ワイルドな感覚の幅広ハンドル、フォークブーツ、メッキタイプで質感の高い小型ヘッドライト、小型スピードメーターなどを採用。ホイールリム、サイドカバー、マフラー等はブラックアウト、燃料タンクと前後フェンダーには’70年代をイメージしたホワイトとオレンジのツートーンカラーが採用されていた。

グラストラッカー発売の翌年3月には、前19インチ、後18インチの大径ホイールに、長めのスイングアーム、ワイドなハンドルなどを採用したグラストラッカーのバリエーションモデル、グラストラッカービッグボーイも発売されている。

2004年4月に初のマイナーチェンジ。燃焼室形状を変更するなどにより、燃費、オイル消費や出力、トルク特性を向上。タンデムステップの取付具を脱着可能タイプとし、マフラーの整備性を向上。バッテリーをメンテナンスフリータイプに変更するなどの改良が行われた。

2008年9月には、グラストラッカー、グラストラッカービッグボーイともにフューエルインジェクションが採用されることになった。それに合わせて燃料タンクの形状が一部変更され、容量も2リットル増やして8リットルへ、シートのクッション厚みを増加、燃料残量警告灯を装備するなどのマイナーチェンジが行われた。ビッグボーイのみの変更としては、燃料タンクに車名をモチーフとしたデザイン、車名ロゴの入ったチェッカーパターンのデザインが採用されている。また、2003年5月のマイナーチェンジで廃止されていたフォークブーツがこの時に復活している（2003年のマイナーチェンジではクロームメッキホイールリム、黒ボディのメーターも採用された）。

その後、2009年12月に、グラストラッカーの発売10周年を記念したモデルが発売された以外は、カラー変更が行われる程度で、今回も車体色の変更のみで、茶系と白系の2色の設定となった。

★SUZUKI プレスリリースより　（2013年8月1日）

ストリートバイク「グラストラッカー」・｢グラストラッカービッグボーイ｣を
カラーリング変更して発売

スズキ株式会社は、250cm3クラスのストリートバイク「グラストラッカー」と「グラストラッカービッグボーイ」の車体色を変更し、8月23日（金）より発売する。

「グラストラッカー」は、軽量・コンパクトな車体と足着き性の良さで、初心者など誰にでも乗りやすく、若者を中心に好評を得ているファッション性の高いストリートバイクである。また、フューエルインジェクションシステムを採用し、環境性能と始動性を高めている。

「グラストラッカービッグボーイ」は、「グラストラッカー」をベースに大径タイヤや、幅広のハンドル、直線的なリアフェンダーなどを装備して存在感を高めたストリートバイクである。

●主な変更点

・「グラストラッカー」は車体色をグラスミッドナイトブラウン、パールグレッシャーホワイトの2色設定とした。

・「グラストラッカービッグボーイ」は車体色をパールブレーシングホワイトとソリッドブラックの2色設定とした。

※主要諸元、メーカー希望小売価格に変更は無い。

商品名

グラストラッカー（TU250GL0）

メーカー希望小売価格

418,950円（消費税抜き　399,000円）

発売日

2013年8月23日

車体色

2色

グラスミッドナイトブラウン（YWG）、パールグレッシャーホワイト（YWW）

★主要諸元