2013年7月23日
■ケーシー・ストーナーが再びMotoGPマシンをライディング!
昨シーズン限りでロードレース世界最高峰の舞台から去った、2007&2011年世界チャンピオンのケーシー・ストーナー。まだ若く、溢れる才能を惜しむ声が多かった彼を、ホンダがテストライダーとして採用することとなった。
ケーシーは「ツインリンクもてぎ」にて実施予定のワークスマシンRC213V、RC213Vをベースとした「MotoGP市販レーサー(仮称)」のサーキットテストに、今年4回の参加が予定されているという。
ケーシー・ストーナーのコメント
「昨年の最終戦バレンシアGPでレースを引退して約7ヵ月になります。日々楽しく過ごしており、引退の判断は間違っていなかったと思っていますが、時折RC213Vに乗りたくなっていました。このたび、(株)ホンダ・レーシングから、ツインリンクもてぎで開発テストに参加しないかというオファーをもらい、とてもうれしく思っています。MotoGPマシンに、スポット参戦ではなくテストライダーとして再び乗れること、どこが進化したかを確認できることが、今からとても待ち遠しいです。この機会を提供してくれたHonda関係者の皆様にお礼を申し上げます」
(株)ホンダ・レーシング 中本修平 取締役副社長 のコメント
「今回ケーシーが、テストに協力してくれることをとてもうれしく思います。彼はこのRC213Vを非常に深く理解しており、開発の大きな助けになると確信しています。また、現在開発中のMotoGP市販レーサー(仮称)についても、彼の助言を活かして可能な限り高性能なマシンとしていきます」