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前々回にお伝えした第32期生卒業式が行われた4日後の川口オートレース場に益 春菜選手はいました。
元レディスモトクロスチャンピオンの益春菜を含め、3名のデビュー戦となった5日、春菜ちゃんは1号車、白の勝負服での出走です。 「出走前に他の選手のデビュー戦(試走転倒、片野2位、鈴木圭一郎の1着)をみて、頑張ろうと思った。絶対に、1着は押さえたいと思ってました。試走は、路面の感じが分からなかったので様子見して、滑ったのも逆に良かった。レースは、マシンをあまり寝かせないようにして走りました!」 『どのくらいで勝てると思いましたか?』の質問には 「勝てるな、と最初から思ってました」
さすがです!
チェッカー受けた瞬間は 「賞金は、家族に使いたいです! 家族に食事と、プレゼントをしたい。…あと…モトクロス時代の、チームの監督に!」
勝った時のスマイルはLMXの頃と全く変わらない春菜ちゃん。 |
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モトクロス時代の皆さんへの一言には 自分より家族、チーム、みんな、という、春菜ちゃんの優しいところいっぱいの囲み取材でした。
気になるイケメン師匠の石井大志選手は、まったく心配していなかったそうです。卒業した時点ですでに、技術面も精神面でも成長していたので |
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春菜ちゃんの師匠は石井大志さん、師匠担当は、経験者から順番に回ってくるんですって。兄弟子はなんと! 元ロードレースの岩田裕臣選手という完璧な布陣で、私も安心。 | ||
そして、一足お先に女性オートレーサーとしての一歩を踏み出し、現在活躍中の佐藤摩弥選手。 「試走は、堅いかな? って感じがしたんですけど、レースは落ち着いてさすがだなと思いました。自分もまだまだなので生意気は言えないんですけど、少しづつ分かってくると思う。スタートとかにセンスを感じられるし、同期の次に近い存在なので、自然と教えたり教えられたりする部分が出てくると思うので、一緒に頑張っていけたらと思います」 WGPから電撃転向し、今やスター選手の筆頭の青木治親選手、タイヤの溝を自ら削りながら今回のデビュー戦について語ってもらいました。
「いい走りだったよねぇ、女子選手が増えることで人気がでるんだから、ホント頑張ってもらいたいですね!」 |
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女子選手はこれで6名になりましたが、まだまだ少数です。注目されますが、その反面、慣れないこともあったり、そして女子選手を良く思わない人たちもいたりします。ですが、佐藤摩弥選手も、あんな可愛く見えて、実は中身は凄くさばさばしていて負けん気が強い勝負師です。ボクシング東洋太平洋チャンピオンの藤本選手をはじめ、美人の岡谷選手はスピードの選手、春菜ちゃんと同じレディスモトクロスの岸選手、ロードレースの片野選手と、女性とはいえ立派なアスリート。いずれ競艇のように女子決定戦が人気のレースになる日も近いと思いますよ! |
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スタート地点の横断幕はモトロマン、1コーナーは友人作でヘルメットと同じカラーデザインですね! | 昔からの友人が作ったTシャツ、車券もばっちりですね! | |
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↑レース終了直後、師匠と先輩たちに迎えられる春菜ちゃん、おつかれさまでした! | ||
→ご祝儀袋は、デビュー戦で1着を獲ったときにしかもらえない、特別なものだそうです。初めての賞金は、家族と、元監督に。サトケンさん、泣ける~! | ||
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デビュー戦に駆けつけたレディスモトクロスの選手達。このほか友人や元監督などたくさんの人がいました。 | モトクロスの方たちが観戦したVIPルームはこんなところです。年会費を払うと、金魚鉢からドリンクサービス付きでレースを観戦、車券も購入できます。 | |
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日は前後しますが、オートレーサーの春菜ちゃんだなと思ったエピソード。 益 春菜選手の次戦は07月25日~07月28日川口です!(8耐ウィークですが……) |
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