2013年6月28日
■榮久庵憲司と GKが展開してきたデザインの世界像「鳳が翔く」
工業デザイナーの榮久庵憲司、そして彼率いるインダストリアルデザインを専門とするグループ・GKは、戦後復興期より数々の製品をデザインすることで、日本人の生活や都市空間の近代化の一翼を担ってきた。しょうゆの卓上びん、ヤマハのオートバイなどが彼らの作品であることはご承知の通りだ。
そんな榮久庵憲司とGKの企画展「鳳が翔く」が世田谷美術館 (東京都世田谷区砧公園1-2 )にて7月6日(土)より9月1日(日)まで開催。会場では製品化されたものやその模型、将来へのプロポーザル、人と自然と道具が美しく共生する世界を具現化した空間など、彼らが展開してきたデザインの世界像が紹介される。
7月21日(日)には記念講演会「生活美を求めて」(15時~16時 手話通訳付)を開催。榮久庵憲司が未来生活デザインについて語る。当日先着150名、10時より整理券配布。
問:世田谷美術館 TEL 03-3415-6011(展覧会の案内は03-5777-8600)
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/