2013年6月5日
■「日本維新の会オートバイ議員連盟」設立、二輪業界にはどんな変化をもたらす!?
「日本維新の会オートバイ議員連盟」が6月5日、設立された。 バイク環境の改革に向けた活動でお馴染み、自民党オートバイ議連時代には事務局長を務めていた衆議院議員の松浪健太氏が昨年結党された日本維新の会に参加したことで、彼が中心となっての設立と言える。
駐車場問題など、日本のバイクを取り巻く環境は今も未整備の状態にある。日本維新の会オートバイ議連は「二輪車に関係する法律を一本化することによって、オートバイが持つ本来の特性を最大限に活かし、国民生活への寄与と近未来の望ましい交通社会の構築を目指すこと」を目的とする。
目的達成に向けた主な活動は①オートバイ一括法※の制定に向けた取り組み②オートバイの運行における交通安全意識の啓蒙啓発と安全運行に通じる環境づくり③オートバイによる内外需の拡大に通じる活動④オートバイの持つ機能をさらに活かせる環境づくり⑤その他、本会の目的を達成するため必要な事業を推進すること。
「オートバイ国家戦略2013」と題した日本維新の会オートバイ議員連盟の提案は、自民党オートバイ議連などと“超党派議連”を組織し、国会審議に結びつく展開にしていきたい、と松浪氏は語っている。
※オートバイ行政推進一括法:125cc以下の二輪車をすべて同じカテゴリーにしたり、駐車場や高速道路といった二輪車ユーザーの不利益など、問題を一気に解決することを目的としたもの。