今年で35周年を迎えたヤマハのSR。誕生以来、オーソドックスなスタイリングはそのままに多くの人に愛され続けているバイク。今回はそんな素晴らしいバイクと共にツーリングをすることに。4回に分けてSRと出かけた様々な場所を紹介していきますね!
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今までSRに触れる機会は何度もあったのですが、キックを成功したことがなく、今回も「乗れないかも…」という不安でいっぱいでした。キックスタートはどんなバイクでもカッコいいし、バイクならではの儀式みたいなのも好き。ただ…、ただ私はバイクに乗り始めてから10年弱。キック付きのオフロード車『SEROW』にも乗っていたこともありましたが、これはセルも付いているため、困ったことがありませんでした。でも今回はキックオンリー! しかもデビュー以来変わることなく、未だにキックオンリー。この潔さに惚れ惚れするし、むしろ、そのままでいてください! と切望する反面、できるのか、私…? という…微妙な心境。でもっ! SRが届いたその日、WEBミスター・バイクのA氏にコツを教えていただいたあと、意外とあっさりキックできてしまったのです(笑)。フフフ…。この時、一気にSRとの距離が縮まった気がしましたね♩ ここで言っておきます。キックが不安でSRを躊躇している女性がいましたら、だれかに教えてもらえば確実にかかります。当たり前ですが、心配することはありませんよ〜♩ そこで得意になってしまった私は、家の前でニヤニヤしながら何度もキック。すると目の前にいた大家の井上さんに「おー!ピカピカのカッコいいバイクだね」と声かけられ、「明日、このバイクで友人とピクニックへ行くんですよ〜♩」と言うと「これをピクニックに持っていくといいんじゃない?」とスナップエンドウといくつかのハーブを分けていただきました。ちなみに井上さんの敷地内には、ネギ、茄子、ゴーヤなど、年間通してさまざまなものを育てています。それに園芸の資格も所有されており、私のベランダ菜園の良きアドバイザーだったりもするんです(笑)。 |
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こちらがいつもお世話になっている大家の井上さん。ハーブの種類も詳しく、レモンバームとミントの葉を分けていただきました。ちなみに「今撒けば、夏には収穫できるよ」とエンドウの種もいただき、今、私のベランダで育てています。楽しみ〜♩ | 待ち合わせに現れた、お友達のまほやん。最近ようやくヘルメットのベルトをひとりで出来るようになっていたので、私はひそかにうれしく思っていました。 | ||
そんなこんなもあり翌日。カラフルなマットを持ち、コッヘル、水筒など色んなものをバックパックに詰めて、友達を迎えに最寄りの駅へ。最近の私のバイクはシングルシートなので、彼女とタンデムは超ひさびさ。ひとりでバイクに乗るのもいいけれど、後ろに誰かを乗せて走るのって、やっぱりすごく楽し〜い♩ 道中では、最近あった色んなことや、通り過ぎていく景色の感じだったりとかを話していたな。 |
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マットを緑の上の敷くときの高揚感ったら何かしら? 辺り一面に広がるグリーンとメキシカンカラーもマッチするわね〜。 | |||
近くの河原に到着し、そこからは写真の通りグダグダ…。しゃべって、食べて、寝て…という感じで、何もしてません(笑)。でも楽しげに野球をする親子、犬の散歩をするおばあさん、ステキな表情を浮かべながら歩いていくカップル…。その全部がゆっくりと沈んでいく夕日にとけ込んでいく景色は、なんだか懐かしくて、切なくて、素晴らしすぎて、読んでいた本も閉じてしまったほど。そんな光景を思い切り満喫し、「暗くならないうちに帰ろうか…」と寝ていた彼女を起こし、荷物をまとめ、その場を後にしました。 かなりショートトリップではありましたが、なんだかすごくいいリフレッシュになったなあ。キャンプだと宿泊は覚悟だけれど、ピクニックであれば道具も時間もお手軽。忙しいあたなにも オススメですよん。 |
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ハーブの香りを楽しんでいる私。ずーっと鼻に付けておきたい(笑)。って、あやしい人みたいね…。モンベルでリリースしているジェットボイルでお湯を沸かし、アメリカのテーブルウェアメーカーのダイネックスのカップでハーブティーをいただく。ちなみにこのダイネックスは未だMADE IN U.S.Aでつくられているんですよ。 | |||
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スナップエンドウのスジを取り除き、お湯で沸騰させます。鮮やかなグリーンがおいしそうでしょう!? これ本当に美味しかった〜♩あとはサンドウィッチも一緒にいただきましたよ。 |
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左は、最近お気に入りのジェットボイル。クッカーの役割を果たすし、ゴトクも付属しているため、フライパンを上に置いて調理をすることもOK。ちなみに500mlのお湯を沸かす場合は、たしか2分ほどで沸騰します。熱効率が素晴らしく、とにかく早い。それと、右は長い歴史を持つアメリカブランドのスタンレーの水筒。今はやりの「軽い」というのとは大きくかけ離れていますが、SRと同じで誕生以来、クラシックなデザインに変更はありません。それに真冬でも長時間の保温をしてくれる素晴らしい逸品です。だいすき! | |||
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まほやんが持ってきた秘密兵器(笑)。アウトドアギアはトリック的な要素を含んだものも多くて、ホントにワクワク〜♩こちらはGSI製のカトラリー。スプーンとお箸が入っているのですが、これを繋げて使用もOK。持ち歩きもラクだし、キャンプ以外の普段使いとしても使えます。ネタにもいいと思いますよ。 | |||
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↑この日は天気がよくて、とても素晴らしい一日でした。SRのサイドカバーもそう言っている気がするでしょう? →まほやんは横で寝てしまいました…(隠し撮り)。ぽかぽかしてるんだもん。お腹もいっぱいになったら、そりゃあ、寝ちゃうよね〜(笑)。 |
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ただ外でランタンのオレンジ色の灯りを見たいがために、まほやんが持ってきたもの。LEDとちがって、やさしい色が落ち着く〜。もうこのまま、ここにテントかタープを張ってキャンプをしたい気分だったけれど、それはまた別の機会ということで! | |||
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スギヌマのお供を務めるSR400は、SR誕生35周年を記念したアニバサリーモデル。リーフグリーンのスペシャルカラーとゴールドのヤマハロゴ、34th Anniversaryの刻印入り黒い文字盤のメーター、ブラウンツートンシート、SINCE1978のロゴ入りサイドカバー、シルバー塗装フレームを専用装備しながら、価格はスタンダードモデルよりも安い謝恩価格に設定されている超お買い得モデル。2013年8月31日までの受注期間限定生産車なので、お早めに! 詳細は公式サイトで。 ●エンジン型式:空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ●総排気量(内径×行程):399cc(87×67.2mm)●最高出力:19kw(26ps)/6500rpm●最大トルク:29N/m・m(2.9kg-m)/5500rpm●圧縮比:8.5●変速機:5速リターン●全高×全幅×全長:2085×750×1140mm●軸距離:1410mm●車両重量:174kg●燃料タンク容量:12ℓ●タイヤ前・後:90/100-18M/C 54S・110/90-18M/C 61S●車体色:ニューパールホワイト(ホワイト)ヤマハブラック(ブラック)、<ダークグレーイッシュリーフグリーンメタリック1(リーフグリーン)>●価格:577,500円<535,500円> ※< >は35周年記念モデル |
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