ホンダのブースでは、大阪モーターサイクルショーに引き続き、関東のライダーに話題の新車群をお披露目。

　やはり一番人気はニューCBコンセプトの400シリーズ。新開発の水冷・4ストローク・DOHC・直列2気筒エンジンを搭載し、フルカウルを採用した躍動感あふれるロードスポーツモデルのCBR400Rをはじめ、CBR400Rと共通のエンジンを搭載したネイキッドロードスポーツモデル、CB400F、そしてホンダのラインナップでもすっかりおなじみとなったクロスオーバーコンセプトのスポーツツアラー、400X。

　目玉はニューCBだけじゃない。東京モーターサイクルショーでのみの展示となったCTX700Nは“快適技術を体感できる新しいコンセプトのクルーザーモデル”だ。そして大阪でお目見えしたカウルを装着版のCTX700ももちろん展示。モタードファンの皆様お待たせしました、でCRF250Lをベースに、オンロード用のタイヤを装着したモタードモデルCRF250M。軽快感とスポーティーさを演出した新たな250ccスクーター、フォルツァ Si、125ccエンジンを搭載したエクストリーム感覚のレジャーモデル、GROM（グロム）、遊び心にあふれたアウトドアイメージの新感覚のスーパーカブ、CROSS CUB、110ccエンジンを搭載した個性的なスタイルのスクーターZOOMER-X、フルカウルを装着した125ccロードスポーツモデル、CBR125R、と嬉しい新車ラッシュのホンダのブースでした。車両概要は大阪モータサイクルショーPART2にて。

　ヤマハのブースの目玉は先日発表された海外向け新型クルーザーXVS950CU BOLTでしょうか。なんと国内販売も予定されているそうです。このほか水冷155cc単気筒エンジンを搭載したマジェスティS、新型のTMAX、TMAX530も国内仕様となって発売が予定されている。JOG ZRのSpecial Editionも登場。こちらはJOG ZRに精悍なブラックカラーを施したスペシャルだ。この他SR400やSEROWのアクセサリー装着車などもラインナップ。車両概要は大阪モータサイクルショーPART2にて。

　また、22日ヤマハブースにて、オリンピック金メダリストの荒川静香さんとアンバサダー契約を結んだことを発表、「荒川さんには、ヤマハのバイクでツーリングして頂き、全国の皆様にバイクライフの楽しさを伝えて頂きたい」（木村稔社長）と起のこと。ちなみに荒川静香さんの愛車はヤマハ・XVS1300CAストライカー。

　スズキブースの注目は、先日発売開始したばかりのストリートファイター、GSR750の国内バージョンでしょうか。ショーモデルや市販予定車の展示こそ無かったですが、ニューカラーのGSR400、GSR250や、アドレスV125SS、GSX-Rシリーズ生産100万台記念車などが注目を集めておりました。

　フルモデルチェンジされた250カウルスポーツ、Ninja250そして250クラスに本格的なデザインを持つストリートファイターとして送り込まれたZ250。カワサキの注目はこの2台でキマリだろう。あ、もう一台G2マニアなら見逃せません。海外モデルながら注目の新型KSR110。自動遠心4速、倒立フォークなどに変更はありませんが、使い勝手を格段に向上させるセルが付きました。どうしても欲しいという方はブライトさんに泣きつきましょう。フィリピン仕様が輸入されるとか。