2013年3月13日
■ホンダ、マレーシアの二輪新工場が本格稼動
1957年、文秀有限公司による二輪完成車の輸入販売によって、ホンダはマレーシアでの二輪ビジネスを開始。1969年には技術提携が結ばれ、二輪完成車の組み立ても開始され、これまでに約440万台の二輪車が生産されている。
2008年にはマレーシアでの二輪事業の生産と販売機能を集約した合弁会社、文秀ホンダを設立、現在の体制に至る。2012年は市場シェア約42%となる、約25万台の二輪車が販売された。
その文秀ホンダが、年間生産能力30万台の新工場を建設。2月から本格稼動されたことを祝し、マレーシアの通商産業省 大臣らを来賓として迎え、ホンダからは伊東 孝紳 代表取締役社長らが出席した祝典が3月12日に開催された。
新工場は生産、購買、営業部門が一箇所に集約したワンフロア化を実現。マレーシア国内向けモデルの製造が行われ、塗装工程へ最新の生産技術を投入することなどにより、高効率な生産体制となる。また、エミッション検査施設、400m規模の完成車テストコースを備えるなど「良いものを、早く、安く、低炭素で」届ける体制が整えられた。