2013年2月20日 

■中須賀克行、2012年一番のフォトジェニックに!

 日本レース写真家協会(JRPA)が主催する「JRPA AWARD 2012」にて、ヤマハ・YSP・レーシング・チームの中須賀克行が特別賞に選出された。2月15日にはその贈呈式が行われ、小林稔JRPA会長から記念盾と写真を大きく引き延ばしたタペストリーが贈られた。

 2005 年から行われている「JRPA AWARD」は、日本レース写真家協会が「その年の一番のフォトジェニック」を選ぶもの。記録や戦績だけでなく、いかにフォトジェニックでフォトグラファーの写心をくすぐる存在であるか、いかに“アツく”してくれるか、という視点から決定される。

 中須賀克行が選出された理由は「鈴鹿 8 耐でのポールポジションからの転倒、全日本最終戦での転倒からのチャンピオン獲得、MotoGP 最終戦・代役参戦での 2 位表彰台獲得など、ドラマチックな展開のレースで数々のシャッターチャンスを提供してくれた」というものだった。

中須賀克行のコメント
「2008年、2009年と全日本ロードレースの最高峰で連続チャンピオンを取った時でもいただけなかったので、今回の受賞はとても嬉しいです。2012 年シーズンは、いただけるもの全て手に入れてしまった気がしますね。受賞理由である8耐にしても鈴鹿最終戦にしても、自分で意図した展開ではないし(苦笑)、MotoGP最終戦の2 位表彰台は夢のような奇跡ですが、僕の走りがカメラマンのみなさんの心を動かした、感動をもたらすことができたのであれば何よりです。今シーズンへのモチベーションにもつながります。ありがとうございます」