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Boxer Bikes社のニュー・シリーズ「エボリューション」の「センサー」プロダクトタイプが日本に上陸した。
本誌4月号で即報のとおり、ヘンリエット兄弟とエンジニアのクロード・フィオールが造り上げた「エボリューション」シリーズ3種のうちの1台だ。
カワサキのディーラーから始めたヘンリエット兄弟にとって当然の事ながら、スペシャルマシンを造るにあたり、パワーソースはカワサキを使った。それが1100ccの「ヴェクター」と750ccターボの「ゾア」だ。しかし、フォーオール計画の設計主眼「フレームの中におけるエンジン位置」の理想に近いものがカワサキ以外にあった。ホンダのVF系のV4エンジンがそれだ。
「センサー」のプロトタイプでは、VF750Fのエンジンを搭載。マシン自体の持つ運動性能、旋回性能を高次元でまとめ上げている。
独自のマシン造りのコンセプトによる「エボリューション」シリーズが、日本を走る日が近づいている。