ディオ・スペシャル 154,350円(2月12日発売)
★ホンダ ディオ・スペシャル 車両解説
ホンダ原付スクーターの本流 専用カラー採用で限定発売
’88年1月に発売されて以来、ホンダの原付スクーターのメイン機種となったディオシリーズ。これまで数々の変遷を経てきているが、最大の変化は2001年3月の水冷4ストロークエンジンの採用だろう。この時点で2ストロークディオは307万台(2001年2月末現在)の大ヒットモデルとなっていた。そして4ストロークディオとなってからのエポックは、2003年11月、“グローバルネットワーク”を生かして中国の新大洲本田摩托有限公司の生産となったディオをラインナップに加え、現在ではディオは全て中国製となっている。
今回発売されたニューカラーリングのディオと同時に、専用カラーを採用されて発売されたこのディオ・スペシャルも中国製だ。
★HONDA プレスリリースより (2010年1月28日)
原付スクーター「ディオ」のカラーリングを変更し発売 専用カラー採用の「ディオ・スペシャル」を限定発売
Hondaは、スタイリッシュなデザインと充実した装備で人気の原付スクーター「ディオ」のカラーリングを変更し2月12日(金)に発売する。また、専用カラーを採用した「ディオ・スペシャル」を2月12日(金)に台数限定(1,000台)で発売する。
今回の「ディオ」の車体色は、新たに高級感のあるキャンディーアルジャブルーとパールキャンサーホワイトの2色を採用し、継続カラー3色と合わせ合計 5色の豊富なバリエーションとしている。また、前・後ホイールをブラックとし、両サイドに新デザインの「DiO」ロゴステッカーを採用することでスタイリングを引き締めている。
「ディオ・スペシャル」の車体色は、シックで上質感のあるヘビーグレーメタリック-Uを採用。また、新デザインの「DiO」ロゴステッカーは、ゴールドカラーとすることで特別感を高めている。
エンジンは、粘り強く滑らかな出力特性の空冷・4ストロークエンジンに、優れた始動性に寄与する電子制御燃料噴射装置(PGM-FI※1)を採用。スムーズな走りを実現するとともに、73km/L(30km/h定地走行テスト値)の優れた燃費を達成している。
ディオは、扱いやすい車体サイズやヘルメット収納スペースなどの使い勝手に優れた50ccのスタンダードスクーターとして、10代から60代までの幅広い年齢層に支持されている。
※PGM-FI(Programmed Fuel Injection System)は、Hondaの登録商標です
- ●販売計画台数(国内・年間)
- ディオ 24,000台
- ディオ・スペシャル(台数限定) 1,000台
- ●メーカー希望小売価格
- ディオ 154,350円(消費税抜き本体価格 147,000円)
- ディオ・スペシャル 154,350円(消費税抜き本体価格 147,000円)
- ※価格には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません。
- =ディオの従来からの特長=
- ●環境性能に優れたエンジン
- 空冷・4ストローク・単気筒50ccエンジンは、環境性能とスムーズな走りを両立させる、電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)を採用。このシステムは、様々な走行条件に対し、コンピューター制御で最適な燃料を供給するもので、燃費は73km/L(30km/h定地走行テスト値)を達成している。また、寒冷時における始動を容易にし、スムーズな発進加速も実現。バッテリーが完全に放電した場合でも、キックによって始動ができる先進のシステムを採用している。PGM-FIと、マフラー内に触媒装置(キャタライザー)を採用することで、国内二輪車排出ガス規制に適合させている。
- ●充実の各種装備
- ・制動時の安心感を高める「コンビブレーキ(前・後輪連動ブレーキ)」
- ・大容量22L※2のシート下メットインスペース
- ・小物の収納に便利なフロントインナーボックス
- ・盗難抑止に効果的なシャッター付きのキーシリンダー
- ・盗難抑止に効果的なUロック((株)ホンダアクセス製 別売)を収納できるリアキャリア
- ※2 Honda調べ
- =カラーバリエーション=
- ・キャンディーアルジャブルー(新色)
- ・デジタルシルバーメタリック(継続)
- ・パールプロキオンブラック(継続)
- ・パールキャンサーホワイト(新色)
- ・ペルセウスブラウンメタリック(継続)
- 「ディオ・スペシャル」
- ・ヘビーグレーメタリック-U
★主要諸元
車名型式 | JBH-AF68 | |
---|---|---|
ディオ | ||
発売日 | 2010年2月12日 | |
全長×全幅×全高(m) | 1.720×0.630×1.020 | |
軸距(m) | 1.180 | |
最低地上高(m) | 0.110 | |
シート高(m) | 0.695 | |
車両重量(kg) | 81 | |
乾燥重量(kg) | - | |
乗車定員(人) | 1 | |
燃費(km/L) | 73.0(30km/h定地走行テスト値) | |
登坂能力(tanθ) | - | |
最小回転半径(m) | 1.8 | |
エンジン型式 | AF67E | |
空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ | ||
総排気量(cm3) | 49 | |
内径×行程(mm) | 37.8×44.0 | |
圧縮比 | 10.1 | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 3.0[4.1]/8,250 | |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 3.7[0.38]/7,500 | |
燃料供給装置形式 | 電子制御燃料噴射装置(PGM-FI) | |
始動方式 | セル・キック併用式 | |
点火方式 | フルトランジスター式バッテリー点火 | |
潤滑油方式 | 圧送飛沫併用式 | |
潤滑油容量(L) | - | |
燃料タンク容量(L) | 4.6 | |
クラッチ形式 | 乾式多板シュー式 | |
変速機形式 | 無段変速式(Vマチック) | |
変速比 | 2.850~0.860 | |
キャスター(度) | 26°30′ | |
トレール(mm) | 71 | |
タイヤサイズ | 前 | 80/100-10 46J |
後 | 80/100-10 46J | |
ブレーキ形式 | 前 | 機械式リーディングトレーリング |
後 | 機械式リーディングトレーリング | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 |
後 | ユニットスイング式 | |
フレーム形式 | アンダーボーン |