ジョルノ・スペシャルエディション 161,700円(1月25日発売)
★ホンダ ジョルノ・スペシャルエディション 車両解説
「おしゃれで高級感のある50ccファッションスクーター」ジョルノに特別なカラーリングを施したスペシャルエディション登場
「シンプルでエレガントなスタイルのお洒落な新型メットインスクーター」として初代ジョルノが発売されたのは、1992年の3月。前年の第29回東京モーターショーに参考出品されて話題を集めたモデルの市販化だった。オーソドックスなビンテージスクーター・スタイルを、最新のメカと組み合わせて“古いが新しい”の時代感覚にマッチさせたことで、ファッションに敏感な若者層を中心に人気を呼んだ。
搭載されたエンジンは空冷2ストロークで、ジョルノの初代としては1999年の最終モデルまで同一の仕様だった。そして、1999年7月に実質的な後継モデルといえるジョルノクレアが発売開始される。量産二輪車初の水冷4ストローク50エンジンを、これまた国内スクーター初のアルミダイキャスト製フレームに搭載して話題となった。
ただし、このジョルノの名称を引き継いだジョルノクレアは短命で、2001年1月に後継モデルのクレアスクーピーにバトンタッチした時点でジョルノの名称は外されてしまっている。
クレアスクーピーはバイクにとっては逆境の2000年代を生き抜いたが、2010年2月にニューカラーがアナウンスされたのを最後に環境対応などの面からラインナップから消えていた。そして2011年1月、実質的にクレアスクーピーの後継モデルである4ストファッションスクーターとして、名称もシンプルにジョルノとして復活したのが現在のシリーズだ。
ただエンジンは、このクラスではユニークな存在だった水冷4ストロークから、トゥデイ・シリーズなどにも共通するシンプルな空冷4ストロークエンジンに変更され、デザインもキープコンセプトながら完全に新設計のボディに搭載。クレアスクーピーの後継というよりは、やはり新時代のジョルノの誕生といった方がいい復活だった。
そして2012年1月には、ジョルノのカラー設定変更と同時に、レッドの専用ストライプなどを施し、スポーティーさをプラスした“ジョルノ・スポルト”がバリエーションに追加されている。
今回はこの新世代ジョルノシリーズに特別なカラーリングを施した“スペシャル・エディション”が登場した。マットアクシスグレーメタリックとパールキャンサーホワイトの2色をベースとした2タイプをリリース。
★HONDA プレスリリースより (2013年1月18日)
特別カラーの「ジョルノ・スペシャルエディション」を限定発売
Hondaは、おしゃれで高級感のある50ccのファッションスクーター「ジョルノ」に、特別なカラーリングを施した「ジョルノ・スペシャルエディション」を設定し、受注期間限定※で1月25日(金)に発売します。
車体色のマットアクシスグレーメタリックは、上質なイメージのつやを抑えたブラックのボディに、アクセントとしてハンドルカバーやフロントグリル、サイドカバーに、つやのあるブラックを施すことで精悍なイメージとしています。
また、車体色のパールキャンサーホワイトは、気品を感じさせるホワイトのボディに、ハンドルカバーやフロントグリル、サイドカバーにパールコットンアイボリーのカラーを施すことで、特別感のある1台としています。
ジョルノは、“丸くてかわいい”外観スタイルを採用し、2011年1月に販売を開始しました。ファッションに敏感な若者層を中心に、幅広いお客様に支持されているスクーターです。
※ 受注期間は、1月18日(金)から2月7日(木)まで
- ●販売計画台数(国内・年間)
- ジョルノ・スペシャルエディション合計 1,500台
- ●メーカー希望小売価格
- 161,700円(消費税抜き本体価格 154,000円)
- ※価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません
★主要諸元
車名型式 | JBH-AF70 | |
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ジョルノ・スペシャルエディション | ||
発売日 | 2013年1月25日 | |
全長×全幅×全高(m) | 1.685×0.650×1.035 | |
軸距(m) | 1.180 | |
最低地上高(m) | 0.110 | |
シート高(m) | 0.710 | |
車両重量(kg) | 81 | |
乾燥重量(kg) | - | |
乗車定員(人) | 1 | |
燃費(km/L) | 73.0(30km/h定地走行テスト値) | |
登坂能力(tanθ) | - | |
最小回転小半径(m) | 1.8 | |
エンジン型式 | AF70E | |
空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ | ||
総排気量(cm3) | 49 | |
内径×行程(mm) | 37.8×44.0 | |
圧縮比 | 10.1 | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 2.8[3.9]/8,250 | |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 3.7[0.38]/7,000 | |
燃料供給装置形式 | 電子制御燃料噴射装置[PGM-FI]> | |
始動方式 | セルフ式(キック併用) | |
点火方式 | フルトランジスタ式バッテリー点火 | |
潤滑油方式 | 圧送飛沫併用式 | |
潤滑油容量(L) | - | |
燃料タンク容量(L) | 4.6 | |
クラッチ形式 | 乾式多板シュー式自動遠心式 | |
変速機形式 | 無段変速(Vマチック) | |
変速比 | 1速 | 2.850~0.860 |
キャスター(度) | 26°30′ | |
トレール(mm) | 71 | |
タイヤサイズ | 前 | 80/100-10 46J |
後 | 80/100-10 46J | |
ブレーキ形式 | 前 | 機械式リーディングトレーリング |
後 | 機械式リーディングトレーリング | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 |
後 | ユニットスイング式 | |
フレーム形式 | アンダーボーン |
※製造事業者/新大洲本田摩托有限公司 製造国/中国 輸入事業者/本田技研工業株式会社