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ってことで、我がWEBミスター・バイクとミスター・バイクBG混成チームが、メディア対抗リレーであろうことか優勝したのだよ。バンザ〜イ!
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メンバーは、お馴染みのベンちゃん(松井 勉さん)、ハマちゃん(濱矢文夫さん)、ノア君(ノア・セレンさん)の3人だ。
ベンちゃんはパリダカやバハ1000にも参加したことがある。ハマちゃんはここ2〜3年、オフにハマっている。ノア君は……まだ始めたばかり。とゆー陣容だ。 チーム監督の中尾は言った。 「Hi Guys、ビー・ケアフル! バット・ウイン!」(ホンダの監督がジム・レッドマンに言った言葉をパクりました、スンマセン) |
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こちらで動画が見られない方、もっと大きな映像で楽しみたい方は、YOUTUBEのサイトで直接ご覧ください。 | ||
まずは肩慣らしに90分耐久レース(って、結構キツいっすよ)。そして、我らが燃えるメディア対抗リレーだ。
さぁ、3人のレースが始まった。 |
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あれ、歩いてくるのノアじゃない? サーキットのコースマーシャルのようなオレンジのオーバーオールを着た長身のオトコがコース脇を早足で歩いてくる。ホンダオフロードミーティングで開催された90分のオフ耐に濱ちゃん、ノア、僕の3人で走る計画遂行中にその事件は起こった。チェーンが外れて、スプロケに食い込んでいるだと! 当日は最高の天気だったが、前日の雨の影響でコースはドロの海。掘れた轍がチェーンラインを狂わせた。しかも外れたチェーンがチェーンアジャスターのボルトまで折損。万事休す。首尾良く手に入れた交換パーツを手にバイクを引き上げに行くノア。コースの奥からバイクを押してくるのは大変だから、エンジンかけて走るようにしないと、と修理を済ませレース終了直後からくもチェッカーを受けた。リタイヤこそ免れたが、リザルトはずたずただ。ホント悔しい(笑)。オマケに3番手 だから午後の本番、メディア対向リレーはリベンジムード一色な俺たち。タイヤの空気圧、チェーンの調整、ポジション合わせも含め、90分耐久で経験したことを注ぎ込む。意気込みすぎて、他の関係ないクラスのレースを自分達のものと勘違い。鼻息荒くコースを2周も走ってしまったのは「笑」以外のなにものでもないが、90分を走れなかった僕はコースを学習する良いプラクティスになったことはナイショだね。 |
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我がチームのエース・ベンちゃん。パリダカやバハ1000などのオフロードレースに10回以上エントリーした強者です。力強いなぁ。 | ||
いざ本番では僕達が経験したトラブルで脱落するライバル達を尻目に走る走る(笑)。終わってみればホンダワークスライダーチームに次ぐ2位。で、彼らは賞典外だったので繰り上げ悲願の優勝! |
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どんなレースであろうと、マジです。90分耐久レースでチェーンが外れるというアクシデントに見舞われただけに、レンタルのCRF100Fの整備に余念がないメンバー。 | モトクロスIAライダーチームには負けたけれど、メディア同士じゃ負けなかったぜぃ。元MXライダーを擁した某オフロード専門誌にも勝ったぜぃ! | |
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本格的に取り組んでる人から見たら「こいつ、馬鹿にしてるのかな」という格好でも楽しめちゃうのがオフロードの魅力でしょう。今回の僕のウェアは、古着屋さんで買った元囚人服のオレンジの布つなぎに、さらに海賊感を出すために白黒のボーダーのロンT。オイオイ、そんなことでいいのかよ、という格好だけれど、オフロードでは案外許されるんだ。もちろん中に防具はつけてるけど、この気軽さこそがオフロードを川原遊びからレースへとステップアップしやすくする要素だと思ってる。ロードだとツナギとか揃えなきゃいけないものが多いから、ワインディングを楽しむレベルからなかなかサーキットへってならないもんね。 |
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気軽な格好で気軽なレースに出ようというのが今回の(僕の)趣旨。そもそもこのミーティングだってそういう趣旨でしょ? オフロードを気軽に楽しみましょーよっていう。さらにチームメイトは松井さんと濱矢さん。二人ともセミプロだもんよ。僕はお気軽担当で臨んだわけ。そんなお二人のレース前の本気度といったら! エアクリーナーの掃除、タイヤ空気圧の点検、レバー類の微調整、各部増し締め……。 プレスはレンタル車両なのだけど、「みんな同じでしょ?」という僕をよそにチェックに余念がない。おぉ、この人たち、勝つ気だぞ!? 午前中の90分耐久は滑り出し好調。しかし途中でチェーンが外れるトラブルが。ジャンプを考慮してちょっと緩く設定し過ぎたかな。僕にライダーチェンジしたころにはチェーン外れが頻発して、そこまでは結構上位だったはずなのにずるずると後退。さらには工具がなければ直せない事態にもなって、コース上から工具を取りに歩いてピットに戻ったり。リタイヤも覚悟したけど、結局何とか直して完走扱い。順位? 知らんよ。 プレス対抗クラスでの勝利はまぁ自己満だけど、このリレー形式のレースはライダーが自分の足で走らなきゃならない場面などお遊び要素も盛り込まれてて、ほかのクラスでもなかなかの盛り上がり。これならオフ初心者や親子でも楽しめること間違いなし。きれいな簡易トイレも用意してくれれば奥さんや彼女も呼んで楽しめるはず。ホンダは‘12年を「オフの年」と言っていたけど、来年もこんなイベントがあれば更にオフが身近になってくるね! |
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チェーンが外れた、濱ちゃんとノア君、直し中。 |
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とぼとぼとぼとぼ……。 | ||
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キャホーーーーッ! マディだけど、愉しい! | ||
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レースで使うCRF100Fを受け取ると、各自がバイクに取り付いて、オイル、空気圧、エアクリ、クラッチ、ブレーキ等の調整。俺たちは最初から勝つ気だった。遊びは真剣にやるから面白い。 午前に出場した『Honda Enjoy 90minレース』はなぜかボクがスタートライダー。走行時間は30分ずつの均等割。前日の雨でコースは田んぼや池のようだったけれど、この1年、趣味として地味に出場していたクロスカントリーレースやエンデューロレースの7割がマディレースだった雨男だから気にならない。 CRF100F侮る無かれ。意外なほど速い。スタックする人続出をスイスイ走れて抜けた抜けた。「これはいいところいってるぞ」と思い自分パートのラスト周。最後の最後で深いワダチでチェーンが外れたけれど、噛み込まなかったので直ぐにはめて、ノアに交代。だが、しかし───(この後の展開はノアの回想録で)最終的には残念な結果になった。でも本番は午後のメディア対抗レースである。 |
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90分耐久レースのスタート。ま、肩慣らしだからね。 | なんだ坂、こんな坂。 | |
メディア対抗レースはひとり2周ずつで交代の計10周。本気だからレギュレーションを読んで、サイドスタンドを取り外し、バーパッドも持ってきて装着。ライバルは誰もそこまでやってない(笑)。 午前まったく走れなかった松井さんがスタートライダーを務めた。エンジンがかかりにくく後方からになったが、流石BAJA1000を10回走った強者。2周でトップ近くまで追い上げた。次はノア。長い手足を使ってCRF100Fをおもちゃのように使い速い。走る回数は松井さん2回、ノア2回、ボクは1回。たぶんボクに代わったところで3位。ゼッケンの受け渡しなどライダー交代作業は事前にやり方を練っていたから迅速。コースは乾いたラインが出来て午前より格段に走りやすかった。2周なんてあっという間。松井さんにバトンタッチ(死語?)。松井さんの走りを見ながら確認すると順位は2位。我々は眼を見張るような速さはないが、そこそこの速さで淡々と走りミスがない。最初にゴールへ入ったのは現役プロライダーチームでダントツ。ボクらは2位! ところが1位は商店街……じゃなく賞典外になったので繰上げで1位に。ばんざ〜い。素晴らしいチーム員とチームワークだ。足を引っ張らないで良かった(たぶん)。 |
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耐久レース後のヘルメット。右から濱ちゃん──30分目一杯走った。真ん中はノア君──途中チェーンの外れ直しがあったから、約15分走った。左端はベンちゃん──1周も走らず、だから綺麗だなぁ。 | オフにハマっているハマちゃん。今度、成田選手のチャンピオンマシンにも試乗することが決定———っ! |