2012年11月29日 

■自発的に安全運転をするライダーを増やす交通安全プロジェクト「TOKYO SMART RIDER」発足!

 首都高速道路株式会社の調べ(※)によると、首都高での二輪車の利用台数は全体の0.4%であるのに対し交通事故は2%と、その発生割合は全体の約5倍に。人身事故においては23倍、死亡事故となると62.5倍にまで跳ね上がるという。今年度は既に死亡事故全9件中の5件が二輪車事故であり、予断を許さない状況にある。 (※交通事故は平成23年度、利用状況は平成21年1月28~29日の調査)

 そんな、首都高で急増している二輪車の事故を削減するため「TOKYO SMART RIDER」(東京スマートライダー)が発足する。約11万人の市民と133社の企業、28のご当地団体の賛同を得て“コミュニケーションの力で交通事故を減らす” 活動を行っている東京スマートドライバーの二輪車版だ。

  東京スマートライダーは、ライダー向けの交通安全啓発が目的。活動内容は「思いやり、譲り合いの精神を持って運転することを宣言する」「賛同の証として東京スマートライダーオリジナルステッカーを貼る」「自発的に安全運転するライダーを増やし、自動二輪車の交通事故を減らす」こと。ミスター・バイクBGでもお馴染みの漫画家・東本昌平氏、モータースポーツジャーナリストの柏秀樹氏らも賛同者として名を連ねる。

 そんな「TOKYO SMART RIDER」の発足式が12月6日(木)の12時より、川崎大師自動車交通安全祈祷殿・北側駐車場(神奈川県川崎市川崎区大師河原1-1-1)にて行われる。パートナーでもある首都高パトロール株式会社の黄バイ隊・隊長の決意表明、ステッカー配布、参加者全員で交通安全宣言および記念撮影などが行われる予定だ。

東京スマートライダー
http://smartrider.jp/