2012年11月5日 

■“漂着ハーレー”をミュージアムで展示

 2012年5月、カナダ・ブリティッシュコロンビア州のグレアム島沿岸で発見されたハーレーダビッドソンは、2011年3月11日に発生した東日本大震災の津波被害により、太平洋を1年以上漂流した 横山育生氏の2004年式FXSTSBナイトトレインだったニュースは、世界に大きな衝撃を与えた。

 そのハーレーが追悼品として10月24日より、ハーレーダビッドソンミュージアム(アメリカ・ウィスコンシン州ミルウォーキー )にて展示されている。

 東日本大震災により多くの尊い人命が失われ、あるいは大きく人生が変わってしまった方々への追悼の意を込め、風化させることのないようハーレーダビッドソンミュージアムにて漂着したそのままの状態で保存・展示されることを、車両の所有者である横山氏が希望、実現となった。

ハーレーダビッドソンミュージアム担当 ビル・ダビッドソン副社長のコメント
「謹んで横山氏の大切なハーレーダビッドソンを展示させて頂きたいと思います。このハーレーダビッドソンには幾多の想いがつまっており、そうした想いを我々も共有できることを誇りに思います」