会津らーめん=550円、手造りギョウザ=350円、ソースカツ丼=900円、ほていや特製麺=950円、ミニカツ丼セット=900円。
これこれ! そうなのよ、君達を連れて来て恐らく唯一正解だと思う瞬間。
“色んなメニューをオーダーできるっ!”
これが結構ハードル高かったのよ、二人旅だと。
おいらは迷わず【会津らーめん】うん、いいねぇ。ネギ、海苔、チャーシュー、ナルト。
美味いっ! このシンプルさが飽きさせないラーメンの姿なのかも知れん。ナルトが乗ったラーメン、最近減ったもんな。
会津らーめん。実にシンプルでよろしい。スープ飲み干すまでイケます。 | 手造りギョウザ。福島には福島ぎょうざ、っつーのがある。そのことに関しては後編で詳しく書く、はずだ、てんちょ〜が。 |
ほていや特製麺。豚肉の唐揚げがトッピングの、いわゆるパイコー麺である。ジューシーなポークであった。 | これが会津名物のソースカツ丼。カツの下にはキャベツが敷き詰めてある。こいつを御飯の入った丼にぶっかけるのだ。 | ミニカツ丼セットは、このミニサイズのコイツと、ラーメンのセット。コスパ、よろし。 |
俊「てんちょ~が勝手に頼んだ僕のソースカツ丼、えらいコトになってるんですが……」
ん~、そういう裏話的なコトを言っちゃいかんよ、君。これは前々から君が食べたいと言っていたソースカツ丼に間違いないじゃないか。おおっ! 素敵な二段重ね丼ぶりだね!食べ盛りっていいねぇ~。
俊「……。これはどうやって食べるのが正解なんでしょうか?」
そんな野暮なコト聞くな。ほれ、下の重の白飯にカツをがっつり乗せて豪快に食べる絵を、ヨースケの一眼レフが待ち構えてるぞ!
俊「てんちょ~……」
うひゃひゃひゃ。ワイルドだねぇ~!
俊「結局、白飯に辿りつくまでカツだけを食べ続ける感じなんすけど」
うむ。これでWEBミスター・バイクの読者さん達が同じ轍を踏まずに済んだワケだ。偉いぞ!
てな感じでしっかりめの昼食を摂ったところで事件発生。
初めて乗りました、メグロ。それにしても、初めて会ったおいらに、「どーぞどーぞ乗ってください」なんて。 | ほていや のご主人&娘さん。「どーぞどーぞ、良かったら持ってってください! こんなポンコツ、困ってるんですから」と、娘さんは言うのだった。 |
なんでメグロにおいらが!?
そう、ここのご主人はなんと旧車マニアだったのだ! 店の前に鎮座していたメグロ。そして店脇にはプリンスグロリア! そして中尾さんのGJ。
中尾「実は私、WEBミスター・バイクの企画で来ておりまして……」
と、撮影許可をもらってました!
さらにさらに……。
ご主人「乗ってみます?」
一同「……!?」
ま、マジですか? いや、そんな、宝物に僕なんかが……。
娘さん「いーんです、こんなポンコツまだまだ沢山家にあるんで、なんなら乗って帰っちゃってください」
わ、娘さんだったんすね、というかそんな笑顔で怖いこと言わんでくださいよ(笑)
ということで、恐れ多くも初メグロ。
どうですか? めっちゃエンジン調子いいし、ピッカピカに手入れされてたでしょ? 貴重な体験、ありがとうございました! 次回はご自宅のガレージに招待してくれるという嬉しいお約束もして頂けたので、楽しみ倍増ですっ!
いちごミルク=450円、白玉あんみつ=600円、寒天パフェ=500円、ブルーハワイ=400円。
会津若松市内、日光街道沿いの古い佇まいの一軒。一度通り過ぎたけど、どうにも気になって引き返した。
この暑さである。“氷”の暖簾は刺激的過ぎ。まぁ、普通にかき氷頂いて一休みしようって話だったのだが……。
ホントに美味しいかき氷なのだ。口に入れた瞬間ふわ〜っと溶けちゃう。ジャリジャリ感がないのだ。 | ||||
白玉あんみつ、寒天パフェにブルーハワイ──スイーーーツは、別腹なのである。 |
気温とか、雰囲気をすっかり差し引いて、よ~く考えても……だ。
“40数年の人生の中で一番美味しいかき氷”に出会った。
ちょっと表現しきれなくて申し訳ないんだけど、東京からこのかき氷を食べにだけ行くこともアリ、と思わせるほど。
またここの女将さんが素敵な方。店内もご覧の通りモダンな造りで、ここだけ特別な時間が流れているよう。
会津若松では有名な満田屋さんの目の前に、桃里道はある。※写真をクリックすると満田屋さんが現れます。 | 桃里道のおくさんとのツーショット。ホントに素敵なお店でした。 |
このお店も再訪必至です!
この後、市街を散策しているとばったりこんな方に出くわしたので……、おい、俊! そこにひざまずいとけ!
俊「へっ!?」
会津若松の町には、こんな方々が今でも闊歩なさってます。寄らば切るぞ、なのであります。 | 今夜のお宿となる笹屋旅館である。明治時代に建てられ、いい雰囲気なんだ。 |
うんうん、色々と反省したようだね、よかった。あれ? 茜ちゃんは?
寝てんのかいっ!
【笹屋旅館チェックイン】
ほほ~、こりゃまた歴史を感じさせる宿ですな。
とりあえず、夕食まで仮眠。
ねぇねぇ、中尾さん。ウチら仮にも焼肉屋ですよ。なぁ、茜。
茜「仮じゃないですよ~」
あそっか。ですよ、仮じゃなく焼肉屋って話ですよ。豚しゃぶ、しかも食べ放題なんて、なぁヨースケ。
ヨースケ「食べ放題、超魅力的っす! 酒頼んでもいいんすか?」
お前に振ったのが間違いだったわ。なぁ俊。
俊「俺、肉なら何でも好きなんで」
……だよな、おいらもなんか食べたくなってきたよ。いや……、とりあえず、ビールくださいっ!
一同「ええっ!?」
なんだなんだ? おいらだって偶には飲みたい時もあるんだぞ。
中尾さん「大丈夫?」
一杯くらいなんてこたぁねえっすよ、さぁさぁ、かんぱーいっ!
一同「か、かんぱーいっ!」
喜多方にある塩川屋。エゴマ豚専門店。メンチカツ、絶品です。ランチには是非お立ち寄りを!http://mediateshiokawa.jp/ | 喰い尽くせ、の勢いで、しゃぶしゃぶしゅぶしゃぶっとな。 |
なんじゃこのメンチカツ~! めっちゃ美味い~!
俊「このバラのしゃぶしゃぶもビックリするくらい美味いっすよ!」
おお~! 本当だ。エゴマ豚のポテンシャル恐るべし。そしてこのお店、食べ放題コースを予約すると、なんと“貸切り”になるとゆ~凄いシステム(つーか、5〜6人様くらいしか、行き届いたサービスが出来ないから、それ以上はお断りなのだ)。自分達だけの為の料理が次々と運ばれてくるのだ。至福の時とはまさに。
メンチカツから始まって、バラ、モモ、肩ロース……なんとしゃぶしゃぶだけで5人で2kgを平らげてしまった(茜はあんまり食べなかったからなぁ……約4,2人で2kgかぁ……)。その他に、「とんトロを炒めてますが、召し上がりますぅ?」とか、「モモのステーキも美味しいですよ、召し上がりますぅ?」みたいな魅力的なお誘いに「是非ぜ〜ひ!」と良い返事をする我々だったのだ。 |
もう何も入らないよ、満腹~。と思っていたところへ〆の抹茶アイス。しっかり別腹が機能する5人。
中尾「お疲れ様~! 宿に帰ってゆっくりしようかね、明日も早いし」
茜「はーい! お風呂に入りた~い」
だねぇ~、たまには早く寝るのもいいねぇ~。
俊・ヨースケ「……ヒソヒソ」
ん? どうした? なにヒソヒソ話してんだ?
と、急に雷鳴が鳴り響き始めた。
一同足早に帰路に着き、明日に備えて早寝をしたのであった……3人を除いては。
●カリスマてんちょ~のソウルフードの旅
[第1回・静岡編へ ]
[第2回・名古屋編へ]
[第3回・新潟編へ ]
[第4回・山梨編へ ]
[第5回・福島編・後編へ ]
[第6回・甲州編へ ]
[第7回・房総編へ ]
[第8回・山形編へ ]