いかに燃費良く走れるかを追求してつくられたマシンゆえ、空気抵抗を考慮し、丸みを帯びたデザインが多い。と同時にコンパクトでコクピットも驚くほど狭く、省スペースが徹底されているのも特徴的だ。ボディ素材もフルカーボンやガラスファイバーのFRP素材、プラスチック、紙パック(!?)なんていう強者もおり、各チーム様々にマシンの軽量化を図っていたのだった。
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マシンのセッティングのあとに燃料の微調整に入る。これはガソリンが熱で膨張するのでそれを調整するためだ。注射器のようなものでやっており、本当に細かい!
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レース前は話しかけずらいほどピリピリと緊張感が漂っている。見よ!この青年の熱き眼差しを。
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屋根部分がまるごと取れるシステムは多くのマシンが採用していた。ヘルメットも被っての待機はかなり暑そう…
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今回の最優秀賞を飾った“水曜クラブ”は3,242.784Km/1Lという素晴らしい成績。去年、チーム“ファイヤーボール”が出した最高記録の3,644.869Km/Lの記録を塗り替えることはできなかったものの、たった1Lのガソリンでこの距離を走れるということは日本列島を半周できてしまうほどの驚くべき燃費なのである。この日のために必死でマシンを製作してきた各チームに、ほとばしる情熱を感じた1日だった。
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こちらのマシンのボディは牛乳パックなどで覆われた目を惹く一台! 予算の都合もあるんです…(!?)
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やはり燃費を良くするには軽量化することはとっても大切。女性ドライバーも多く、レース前にステキな笑顔をいただきました。
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他マシンに多くある丸みのあるデザインではなく、’30年代のアメリカ車を彷彿するユニークなマシン。
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このようにコクピットは人がひとり入るのがやっとのような感じ。レース中はトランシーバーなどで連絡を取り合いながら挑んでいた。
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