RM-Z250　724,500円(11月5日発売)

★スズキ RM-Z250 車両解説

スズキの4ストロークモトクロッサー、RM-Z250をマイナーチェンジして発売

カワサキと共同開発されたスズキ初の4ストローク・モトクロッサー、RM-Z250。2種類のイグニッションマップ特性を備えた水冷DOHC4バルブ・エンジンを、2ストロークRMから発展させたフレームに搭載して、2003年8月に登場したのが始まりだ。

マグネシウムやアルミニュウムを多用した軽量コンポーネントを使用、バルブやエキゾーストの一部にもチタンを採用するなど徹底した軽量化で、それまでの2ストロークから4ストロークへと変更したことによるエンジンの重量ハンディを克服。一足早く発売された2ストローク・エンジン搭載モデル、RM250よりも車両重量が軽いほどだった（RMの96kgに対してRM-Zは92.5kg！）。

2011年の11月に発売された2012年モデルでは、イエローの基本カラーは変わらないものの、配色が若干変更となり、シート表皮色も変更となり、フロントフォークプロテクター色を変更、「SUZUKI」デカールを廃止。そしてフロントフェンダーの「S」デカール、リアゼッケンの「FuelInjection」デカールも廃止された。

2013年モデルとなる今回はカラーリングの変更などではなく、エンジンを初め戦力アップの機能面の改良を中心としたモデルチェンジとなった。

★SUZUKI プレスリリースより　（2012年7月24日）

4ストローク249cm3モトクロッサー
「RM-Z250」をモデルチェンジして発売

スズキは4ストローク249cm3モトクロッサー「RM-Z250」をモデルチェンジして2012年11月5日（月）より発売する。

「RM-Z250」は、初心者からトップライダーまで幅広く、レースで勝利するというコンセプトのもと、「RM-Z450WS」で培われた先進技術を盛込み開発した車両である｡

●主な変更点

・新FIM騒音規則に対応し、かつ扱いやすさを向上

・新設計のピストンは、ピストン裏面の片側にリブを配置することで、潤滑性を確保しながら強度アップ及び軽量化を実現

・新設計のラジエーターは配管変更による左右流量バランスの見直しと総流量アップに　よる冷却性能を向上

・新レイアウトの5速トランスミッションは、滑らかで確実なシフトフィーリングを実現

・フレームと前後サスペンションの変更により、ハンドリングの安定性を向上

・ホイールベース1,480mmのコンパクトな車体を採用し、一体感のあるライディングポジションを実現。

・フロントフォークには、ショーワ製ＳＦＦ（Separated Function Fork）を採用し、軽量化と 吸収性を向上させた

商品名

RM-Z250（RM-Z250L3）

メーカー希望小売価格

724,500円（消費税抜き　690,000円）

発売日

2012年11月5日

パブリシティー

2012年7月24日

車体色

1色

チャンピオンイエロー№2/ソリッドブラック

★主要諸元