2012年6月6日 

■8耐で数々の名勝負を生んだヨシムラ、今年は万全の体制で5回目の優勝を目指す!

 鈴鹿“真夏の祭典”第1回大会の覇者であり、もう8耐には無くてはならない存在であるヨシムラが、今年の鈴鹿8耐の参戦体制を発表。

 昨年までヨシムラのエースライダーを務めた加賀山就臣がS.E.R.T.に合流 したことにより、スーパーバイク世界選手権(SBK)でスズキを駆るレオン・キャミアが加入。ヨシムラからSBKにスポット参戦したジョシュ・ウォーターズ、2009年にヨシムラで8耐優勝を果たしたベテランの青木宣篤の2名が昨年から続投される。彼らはスズキGSX-R1000のポテンシャルを最大限引き出し、5回目の優勝を目指して挑む。

加藤陽平監督

 今年の抱負について、加藤陽平監督は「今年は世界最高峰の舞台スーパーバイク世界選手権で「CRESCENT FIXI SUZUKI」チームのエンジンパートを担当し、昨年までのスポット参戦とは異なる経験をしてきました。世界最高峰の舞台で戦ってきた経験をヨシムラレーサーに注ぎ込み、GSX-R1000のポテンシャルの高さを証明出来ればと思っています。またライダーは昨年初めての8耐でその順応力の高さと速さをみせたジョシュ・ウォーターズ選手、マシンのセットアップやチームのバランサーとして経験豊富な青木宣篤選手。加えてスーパーバイク世界選手権のレギュラーライダーのレオン・キャミア選手をチームに迎えての体制となります。チーム一丸となって8耐5回目の優勝を全力でもぎ取りにいきます。皆様のご声援、宜しく願いします 」とコメント。

 また、起用された3名のライダーも以下のコメントを残した。

レオン・キャミア

レオン・キャミア
「今年鈴鹿8時間耐久レースを走れる事になって本当にわくわくしているよ。またヨシムラからこんな特別なレースへ出場の依頼が来て光栄に思っている。8耐は肉体的にも精神的にも最もハードなレースで、過去の3回の出場では良い結果が出せなかったけど、このテクニカルなコースをブリヂストンタイヤのヨシムラGSX-R1000で早く攻略し、最後の最後迄良いペースで走れる様に頑張るよ 」

ジョシュ・ウォーターズ
「今年もヨシムラスズキの鈴鹿8時間耐久チームに参加できる事になってとても嬉しいよ。チームメイトのノブもレオンも最高のライダーなので、彼らと一緒にレースするのを今から楽しみにしている。昨年はもうちょっとで勝てる場所にいたけれど、残念ながら勝利は逃してしまった。でも、はじめての鈴鹿で沢山の事を学んだし、今年はその経験を生かしてより良い結果にできる様に頑張るよ 」

ジョシュ・ウォーターズ

青木 宣篤
「ヨシムラと迎える5回目の夏。今年はヨシムラらしいチャレンジスピリットを感じるライダーラインナップです。若い英語圏の2人のまとめ役として(?)の私。背負う看板が重く、良い意味でプレッシャーを感じながら全身全霊で走っています。素晴らしいチーム体制、信頼できるスタッフと仕事が出来るのを誇りに思います。世界中のヨシムラファンの声援を背に狙うは一つ「優勝」のみ! 応援ヨロシクお願いします! 」

青木 宣篤