NMAX ABS 351,000円(6月28日発売)
★ヤマハ NMAX ABS 車両解説
“BLUE CORE”エンジン搭載のグローバルスクーター、NMAX ABSがカラーチェンジ
2015年の1月にインドネシア市場向けとして発表されたグローバルスクーターNMAX125は、翌2016年3月になって国内にも投入された。“MAXシリーズ”スクーターの一員として開発されたこのNMAX125は、ヤマハが走りの楽しさと燃費、環境性能の両立を高次元で具現化する“BLUE CORE”思想に基づいた次世代小型エンジンを搭載するモデルだ。
1)高効率燃焼、2)高い冷却性、3)ロス低減、の3点を徹底的に追求するというのが“BLUE CORE”エンジンの開発思想で、2014年8月にベトナムで発売した女性向けスクーター「Nozza Grande」へ搭載し、実に2008年の同クラスモデル比で50%もの燃費向上を達成したという。NMAX125の最大の特徴といえるのがもちろんこの“BLUE CORE”エンジンで、VVA(可変バルブ)機構、冷却性とスペース効率に優れたラジエター、ロス馬力低減を図るオフセットシリンダーなどを主な特徴としている。
車体周りでは優れたねじり剛性を実現した新設計フレームを採用。エンジン懸架もリンク式エンジンマウント方式を採用し、ライダーの操作に対するダイレクト感と、低振動化を両立させている。ホイールは前後13インチ。前後にディスクブレーキを備え、ABSも標準装備とされた。“MAX”スクーターテイストでデザインされたボディ、ヘッドライト、ストップ&テールランプにはLED、メーターは液晶マルチファンクションディスプレイを採用している。
2017年8月にはマイナーチェンジを受け、平成28年度国内排出ガス規制への適合とカラー設定の変更が行われた。また2017年4月に兄貴分のNMAX155が登場したことで、こちらは排気量を表す「125」の数字が外され、標準装備のABSに合わせて「NMAX ABS」と車名が変更されている。
翌2018年2月にはカラーリング変更が行われ「ビビッドパーリッシュブルーカクテル5」、「マットグレーメタリック3」の2色のニューカラーと、「ホワイトメタリック6」の継続色1色を合わせ3色のラインナップとなった。
今回もカラーチェンジのみで2019年モデルが登場だ。従来からの「マットグレーメタリック3」と「ホワイトメタリック6」の2色は、MAXシリーズを象徴するブーメラン形状のサイドカバーやホイールなどのコンポーネントをブラックに変更し、アクティブなシティコミューターを表現したという。高級感と遊び心を演出するという「ビビッドパープリッシュブルーカクテル5」はカラーの変更もなく継続販売となった。
★YAMAHA ニュースリリースより (2019年6月6日)
市街地走行にフィットするスタイルと走りをコンパクトなボティに凝縮
原付二種スクーター「NMAX ABS」をカラーチェンジ
ヤマハ発動機株式会社は、水冷・4ストローク・SOHC・4バルブ・124cm3“BLUE CORE”※エンジンを搭載する原付二種スクーター「NMAX ABS」のカラーリングを変更し、6月28日より発売します。
「NMAX ABS」は、日本をはじめ世界各国で支持されている「TMAX」「XMAX」のDNAを受け継ぎ、斬新なスタイルとスポーティな走りといったMAXシリーズの特長をコンパクトなボディに凝縮し、通勤や街乗りなど、快適な移動を追求したコミューターです。
「マットグレーメタリック3」と「ホワイトメタリック6」は、MAXシリーズを象徴するブーメラン形状のサイドカバーやホイールなどのコンポーネントをブラックに変更し、アクティブなシティコミューターを表現しました。高級感と遊び心を演出する「ビビッドパープリッシュブルーカクテル5」は継続販売します。
なお、製造はグループ会社PT.Yamaha Indonesia Motor Manufacturing(YIMM)が行います。
※ヤマハ発動機株式会社は、“走りの楽しさ”と“燃費・環境性能”の両立を高次元で具現化するエンジン設計思想として、2014年より“BLUE CORE(ブルーコア)”を掲げています。この思想は高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点にフォーカスして性能実現を図るもので、「NMAX ABS」のエンジンもこの“BLUE CORE”思想に基づき開発しました。商標登録第5676267号。
- <名称>
- 「NMAX ABS」
- <発売日>
- 2019年6月28日
- <メーカー希望小売価格>
- 351,000円(本体価格325,000円/消費税26,000円)
- ※メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)には、保険料、税金(除く消費税)、登録などに伴う諸費用は含まれていません。
- <カラーリング>
- ・ホワイトメタリック6(ホワイト/新色)
- ・マットグレーメタリック3(マットグレー/新色)
- ・ビビッドパーリッシュブルーカクテル5(ブルー)
- <販売計画>
- 4,000台(年間、国内)