|
||
|
|
|
1982年ホンダに入社し、開発に携わった機種が小型トラクターや芝刈機。松澤さんが指さすRT1100(マイティ11) は、狭い日本の畑や田んぼで小回りが効くように4WS(四輪操舵)を採用。4WSはプレリュードが有名だが、実はこちらが先に採用している。上は水冷3気筒OHC直噴ディーゼルエンジンのTX18/TX20。現在のラインナップにはないが、かつてはこのような小型トラクターも生産していた。 |
GXエンジンがグッドデザイン賞 ロングライフデザイン賞を受賞
Gマークでおなじみのグッドデザイン賞。一見汎用製品とは無縁に思うかもしれないが、2018年のグッドデザイン賞のロングライフデザイン賞をGXエンジンが受賞した。ロングライフデザイン賞とは、長い間幅広い支持を受け続けるようなデザインを持った10年以上継続的に供給され、将来も供給され続けると思われるものが受賞の対象となる。ホンダのGXエンジンは1983年に登場。世界初の傾斜シリンダーによってOHV機構を採用した画期的な汎用エンジンで、GXエンジンの登場により傾斜シリンダー+OHVはその後汎用エンジンのスタンダードとなった。世界150ヶ国以上に供給され、シリーズの全累計生産台数は6500万台を超える、いわば汎用エンジン界のスーパーカブ的存在。デザインはもちろん、世界中の幅広い分野で活躍している点や、時代に合わせた環境性能やエコ対応により、今後も末永く活躍するであろうことも高く評価された。 |
[第6回 ホンダパワープロダクツジャパン社長 齋藤雅人さん|第7回|第8回 歩行アシスト]