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125ccベースでスタートしたカワサキの2Qだが、ロータリーディスクバルブの250cc新エンジンを開発し、250A1に搭載し本格的に2Q戦線に参入した。250A1は、レーサーに匹敵するといわれた快速で、特に海外で高い評価を受けた。その後、1969年に登場したマッハⅢの好評を受けて3気筒エンジンは350、750とシリーズ化されたのだが、世界初となる空冷250ccの3気筒エンジンの開発は難航、シリーズ最後の1972年に欧州と国内で発売された。以後マイナーチェンジを繰り返しつつ、750、500が消えた後も1980年代初頭まで独特のサウンドと白煙をなびかせ走り続けた。