2019年1月28日 

■スズキ・アドレス110の改善対策(平成31年1月17日届出)

 対象車両は型式EBJ-CE47A(通称名:アドレス110)の車台番号CE47A-103377~CE47A-107092(製作期間:平成 27 年 6 月 19 日~平成 28 年 4 月 12 日)の2,223台、車台番号CE47A-118196~CE47A-131400(製作期間:平成 28 年 7 月 13 日~平成 29 年 8 月 28 日)の9,096台、型式2BJ-CE47A(通称名:アドレス110)の車台番号CE47A-131934~CE47A-135011(製作期間:平成 30 年 4 月 16 日~平成 30 年 10 月 23 日)の26台、計2型式、計1車種、計11,345台。

 車両製造後、修理で対象となる部品が組付けられた車両は型式EBJ-CE47A(通称名:アドレス110)の車体番号CE47A-100600~CE47A-130677の計68台。

 交換修理用部品として出荷し、組付けられた車両が特定できないものは対象部品(クランクシャフトアッシ、部品番号:12200-09JB0  12200-09JD0  12200-09JD1)の出荷期間が平成 27 年 5 月 5 日~平成 30 年 3 月 7 日の計 108 個。

 不具合の部位(部品名)は「原動機(クランクシャフト)」。

 不具合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「クランクシャフトの発電機ロータ取付部のテーパ加工が不適切なため、当該クランクシャフトと発電機ロータが正しく嵌合していないものがある。そのため、エンジン回転時にクランクシャフトの発電機ロータ位置決めキー溝に過大な荷重がかかり、最悪の場合、クランクシャフトが破損し、走行中にエンストに至るおそれがある」というもの。

 改善対策の内容は「全車両、クランクシャフトの発電機ロータ取付部(テーパ部)表面の摩耗を点検し、許容以上の摩耗が認められる場合は、クランクシャフトを良品に、発電機ロータを新品に交換する。摩耗が許容内である場合は、テーパ形状を測定し、テーパ形状が不適切なものは、発電機ロータをクランクシャフトのテーパ形状に合わせた対策品に交換する。なお、車台番号によりクランクシャフトのテーパ形状が不適切であることが明白な車両は、テーパ形状測定を行わず、発電機ロータを対策品に交換する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

問:スズキ お客様相談室
TEL:0120-402-253