第99回「渋谷なな不思議」
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そんな渋谷ですが、ハチ公、道玄坂に109などがある山手線の外側と、渋谷警察署やウインズ渋谷がある内側エリアでは雰囲気がまったく異なります。地方から出て来たばかりの渋谷童貞ボーイズ&処女ガールズが、競馬開催日のウインズ渋谷あたりに迷い込んだら、思い描いていたヤングタウン渋谷のイメージとのあまりの落差に卒倒するかもしれません。そんな時はウインズの目の前にある焼きそば屋さんで渋谷一の焼きそばを食べて癒されてください。二十歳以上であれば、ビールとともにいただけば立ち直りもなおのこと早いことでしょう。 |
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シブい渋谷(内側)のシブい焼きそば屋で焼きそば。といっても、かの孤高のグルメに出たあそこじゃありません(あそこは外側)。シブい店舗は最近改装しておしゃれになったみたいですが、競馬開催日は昔ながらのメニューで営業しているとか。嬉しい配慮ですわ。(2017年9月撮影) | ||
と思ったらさにあらず(お約束通りの展開)、内側の5店舗に対して外側は7店舗。あとの1店舗は駅ビルの中。ということで僅差ですが若者の街である外側の方が多いんですね。へえ〜。 |
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山手線渋谷駅のホームにはかつて外回りにあじさい茶屋1号店(左・2016年11月?閉店)、内回りにあじさい茶屋2号店(右・2016年7月27日閉店)がありました(2011年11月撮影)。 | ||
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そういえば、渋谷駅には日清とコラボしたどんばれ屋(左・2015年撮影)が外回りホームに、内回りホームにはラ王袋麺屋(右・2016年撮影)もありました。2012年頃から4年くらいやっていたんじゃないでしょうか。これは立喰ソにカウントすべきでしょうか? | ||
と、七不思議でもないようなことまでねじ込みましたが、七不思議最後の謎が最大の謎。 こんな未訪問率95パーセントのFそばド素人の私でも、Fそばについてこれくらいのことは知っているのですから、Fそばってすごいんですね。と、論点をはぐらかすなあなあな結論。そう渋谷七不思議ならぬなあなあ不思議……知ったかぶりしてこれ以上解説するとボロを出しますので、あとは各自自習をお願いいたします(いつもとはまた違ったパターンの終わり方ですが、だからといってほめられたもんではありません)。みなさまどうぞよいお年を! |
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渋谷駅新宿側のガード下にへばりつくような小さなお店ながら、、なんと半世紀以上の歴史があった麺KAWAKEI。再開発で惜しくも2015年7月26日閉店しましたが、現在はお隣の神泉で形態は異なるようですが再開したようです。(2012年12月撮影) | 東急田園都市線につながる地下街にあったいろり庵きらく渋谷店。飛ぶ鳥を落とす勢いのいろり庵きらくですが、渋谷店は結構早い時期にできて2年くらいで幻立喰ソになったような記憶があります。ちなみにこの前も立喰ソでしたが店名を失念してしまいました……(2013年4月撮影) | |
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3大チェーン店のK諸そばもかつては2店舗ありました。並木橋店は一旦閉店して場所を移動して復活するもいつのまにか幻立喰ソに。(2015年11撮影) | Uもとの新形態店で2014年5月に開店した一心庵。しかし2017年2月ごろに閉店して、現在は別の立喰ソになっています。(2015年11撮影) | |
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渋谷の立喰ソでは、比較的最近である2014年12月に開店したはがや。夜は飲み屋さんがメインになる二毛作店のような雰囲気でした。貴重な非チエーン店系でしたが 、2017年の秋ごろに惜しくも幻立喰ソになってしまいました。ちなみに渋谷の名店はが(芳賀書房じゃないですよ)についての全く役に立たない情報は第33回でどうぞ。 |
F士そばの新業態店舗として韃靼そば配合の湊屋インスパイア系?のつけ蕎麦たったん。2012年10月10日にオープンしましたが2015年11月20日に幻立喰ソになってしまいました。すぐ裏側の焼きそばの誘惑には勝てず、現役時代は未訪問のままという体たらく。こんな私ですから、名代F士そばについて語ろうなんておこがましすぎ。ゆえにこのへんにしておきます。(2015年11撮影) | |
●幻立喰NEWS2018 |
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今年も意に反して多くの立喰ソが幻立喰ソになってしまいました。そのラストを飾るかのごとく今月末で外苑前の信越が閉店するそうです。信越といえば昆布やハム天などオリジナルトッピングと、プラスチックの食券が特徴的な24時間営業の老舗です。幻立喰ソになるのではなくではなく、常連ABくんが仕入れた情報では12月28日ごろまでで一旦閉店、1年半から2年でビルを立て直して新装開店の予定だとか。ちゃんと帰ってきてくれることを願いましょう! |