CBR250RR/CBR250RR<ABS> 788,400円/806,760円/839,160円(グランプリレッド・ストライプ)(11月22日/11月22日/12月14日発売)
★ホンダ CBR250RR/CBR250RR<ABS> 車両解説
フルカウル250スポーツ、CBR250RRのカラーリングを変更して発売
シングル250スポーツ、CBR250Rが国内で発売開始されたのは2010年10月。タイで生産されていたフルカウルを持つシングル250スポーツ、CBR250Rを日本国内へも導入。250クラスのフルカウルスポーツモデル隆盛の一翼を担うこととなった。その後の国内4メーカーや、KTMなどが入り乱れての250スポーツモデルの隆盛ぶりはご存知の通り。そして趨勢は本格的ロードスポーツのツインエンジンモデルと、シンプルで軽快なシングルシリンダーエンジンモデルへと二極化が進んできている。
2017年5月に発売されたCBR250RRは、シングルシリンダーモデルで250クラスのロードスポーツ市場をけん引してきたCBR250Rから本格的なフルカウルロードスポーツの市場を受け継ぐべく登場したツインエンジンの“本命”モデルだった。
CBR250RRは250ccクラスのスーパースポーツモデルとして、“RR”シリーズの思想「トータルコントロール~操る楽しみの最大化」を共通の背景としながら、「直感、体感、新世代“RR”」を開発コンセプトに、スタイリングデザイン、車体、パワーユニットのすべてを新設計。
搭載されたエンジンは、低中回転域での力強さとスーパースポーツならではの高回転までシャープに吹けあがる特性を高次元で両立するとともに、高出力化を実現した。また、「CBR-RR」の名に恥じない「スロットル・バイ・ワイヤシステム」を、250ccクラスで初めて採用するなど、先進システムも積極的に取り入れたモデルだった。
車体は、剛性としなやかさを両立した新設計の鋼管トラス構造フレームを採用。足周りではフロントに倒立タイプのサスを、リアには左右非対称形状のアルミ製スイングアームと路面追従性に優れたプロリンクサスペンションが組み合わされている。CBR一族のDNAを象徴する低く構えたフロント周りから後方に向けて高く跳ね上がる先鋭的なデザインに、RRらしさを印象づけるLEDデュアルヘッドライト、LEDウインカー、LEDテールランプなども採用している。
2018年4月には、このCBR250RR<ABS>に「パールグレアホワイト」という先鋭的なフォルムを際立たせるボディカラーを採用したモデルが追加販売され、従来からのブラック、シルバー、レッドに加えて全4色のカラーバリエーションとなっていた。今回さらに、新色のグランプリレッドにくわえ、現行色のマットガンパウダーブラックメタリックのストライプデザインとパールグレアホワイトのアンダーカウルのカラーをグレーからブラックに変更。また、鮮やかなレッドに躍動感のあるストライプを組み合わせることでレーシングイメージをより高めたグランプリレッド(ストライプ)を新たに採用し、全4色のカラーバリエーションとなった。
★Honda ニュースリリースより (2018年11月7日)
軽二輪スーパースポーツモデル「CBR250RR」のカラーリングを変更し発売
Hondaは、水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ・直列2気筒250ccエンジンを搭載した軽二輪スーパースポーツモデル「CBR250RR」のカラーリングを変更し、「グランプリレッド」、「マットガンパウダーブラックメタリック」、「パールグレアホワイト」は11月22日(木)に、「グランプリレッド(ストライプ)」は12月14日(金)に発売します。
今回、CBR250RRの先鋭的なスタイリングをより際立たせるカラーリングとして、新色のグランプリレッドにくわえ、現行色のマットガンパウダーブラックメタリックのストライプデザインとパールグレアホワイトのアンダーカウルのカラーをグレーからブラックに変更。また、鮮やかなレッドに躍動感のあるストライプを組み合わせることでレーシングイメージをより高めたグランプリレッド(ストライプ)を新たに採用し、全4色のカラーバリエーションとしています。
CBR250RRは、低中回転域での力強さとスーパースポーツならではの高回転域までシャープに吹けあがる出力特性を高次元で両立させたエンジンや、スロットルグリップの開度を電気信号で伝達し、上質で鋭い加速フィーリングを実現する「スロットル・バイ・ワイヤシステム」を採用。3種類のライディングモードの設定により、ライダーの好みに合った出力特性の選択を可能にしています。また、剛性としなやかさを両立させた鋼管トラス構造フレームに、フロントには倒立タイプのサスペンションを、リアには左右非対称形状のアルミ製スイングアームと路面追従性に優れたプロリンクサスペンションを組み合わせて採用するなど、卓越した動力性能を余すことなく引き出せる操縦性を実現したスーパースポーツモデルとして、若年層を中心とした幅広い層のお客様にご好評をいただいています。
- ●販売計画台数(国内・年間) 3,600台
- ●メーカー希望小売価格(消費税8%込み)
- CBR250RR グランプリレッド(ストライプ) 788,400円(消費税抜き本体価格 730,000円)
- CBR250RR<ABS> グランプリレッド(ストライプ) 839,160円(消費税抜き本体価格 777,000円)
- CBR250RR<ABS> グランプリレッド、マットガンパウダーブラックメタリック、パールグレアホワイト 806,760円(消費税抜き本体価格 747,000円)
- ※価格(リサイクル費用を含む)には、保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません。
★主要諸元
車名型式 | 2BK-MC51 | |
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CBR250RR〈CBR250RR<ABS>〉 | ||
発売日 | 2018年11月22日/12月14日 | |
全長×全幅×全高(m) | 2.065×0.725×1.095 | |
軸距(m) | 1.390 | |
最低地上高(m)★ | 0.145 | |
シート高(m)★ | 0.790 | |
車両重量(kg) | 165〈167〉 | |
乾燥重量(kg) | - | |
乗車定員(人) | 2 | |
燃費消費率(km/L)※1 | 40.1(国交省届出値 定地燃費値 60km/h 2名乗車時)※2 | |
26.7(WMTCモード値 クラス3-2 1名乗車時)★※3 | ||
登坂能力(tanθ) | - | |
最小回転小半径(m) | 2.9 | |
エンジン型式 | MC51E | |
水冷4ストローク直列2気筒DOHC4バルブ | ||
総排気量(cm3) | 249 | |
内径×行程(mm) | 62.0×41.3 | |
圧縮比★ | 11.5 | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 28[38]/12,500 | |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 23[2.3]/11,000 | |
燃料供給装置形式 | 電子制御燃料噴射装置[PGM-FI] | |
始動方式★ | セルフ式 | |
点火方式★ | フルトランジスタ式バッテリー点火 | |
潤滑油方式★ | 圧送飛沫併用式 | |
潤滑油容量(L) | - | |
燃料タンク容量(L) | 14 | |
クラッチ形式★ | 湿式多板コイルスプリング式 | |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |
変速比 | 1速 | 3.272 |
2速 | 2.187 | |
3速 | 1.727 | |
4速 | 1.421 | |
5速 | 1.222 | |
6速 | 1.068 | |
減速比1次/2次★ | 2.781/2.928 | |
キャスター(度)★ | 24°30′ | |
トレール(mm)★ | 92 | |
タイヤサイズ | 前 | 110/70R17M/C 54H |
後 | 140/70R17M/C 66H | |
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式シングルディスク |
後 | 油圧式シングルディスク | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式(倒立タイプ) |
後 | スイングアーム式(プロリンク) | |
フレーム形式 | ダイヤモンド |
※〈 〉内は<ABS>仕様
■道路運送車両法による型式認定申請書数値(★の項目はHonda公表諸元)
■製造事業者/本田技研工業株式会社
※1 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります
※2 定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です
※3 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます