2018年11月7日
■清成が世界選手権にカムバック! ホンダが2019年の二輪モータースポーツ活動計画を発表
現地時間の11月6日、イタリア・ミラノで開催中のEICMA2018(ミラノショー)で、ホンダは「FIMロードレース世界選手権シリーズ(MotoGP)」をはじめとする世界選手権や「ダカールラリー2019」などの参戦体制の発表を行った。
「FIMロードレース世界選手権シリーズ」の MotoGPクラスには、今シーズン3年連続5度目のチャンピオンを獲得したマルク・マルケスと、過去3度のチャンピオンを獲得している新加入ホルヘ・ロレンソがワークスチーム「Repsol Honda Team」より参戦。また「LCR Honda CASTROL」よりカル・クラッチロー、「LCR Honda IDEMITSU」より中上貴晶が参戦。2019年シーズンは以上4名のライダーがRC213V を駆ることになる。一方Moto3クラスは7チーム14名のライダーがワークスマシンのNSF250RWで戦う。
「FIM モトクロス世界選手権シリーズ」のMXGPクラスには「Team HRC」より2016年のチャンピオンであるティム・ガイザーとブライアン・ボジャーズがCRF450RWで引き続き参戦、MX2クラスにはカルバン・ブランドレンがCRF250RWで参戦。「FIM トライアル世界選手権シリーズ」のTrialGPクラスにはライダーズタイトル12連覇を達成したトニー・ボウ、参戦24年目の藤波貴久が「Repsol Honda Team」よりCOTA4RTで参戦する。
復帰後の初優勝を目指す「ダカールラリー2019」にはケビン・ベナバイズ、ホアン・バレダ、パウロ・ゴンサルヴェス、リッキー・ブラベック、ホセ・イグナシオ・コルネホの5名が「Monster Energy Honda Team」より参戦。マシンはCRF450 RALLY。
「FIMスーパーバイク世界選手権シリーズ(WSBK)」には新たにモリワキエンジニアリングとアルティア・レーシングが運営するチームをHRCがサポートする体制で参戦。ライダーはレオン・キャミアと清成龍一を起用する。また 「FIM世界耐久選手権シリーズ(EWC)」には2017-2018シーズンのチャンピオンチームである「F.C.C. TSR Honda France」がフレディ・フォレイ、ジョシュ・フックと新たにマイク・ディ・メリオを起用して参戦。昨シーズン総合3位の「Honda Endurance Racing」も引き続き参戦する。マシンはCBR1000RR SP2 。
北米を中心に開催されている「AMAスーパークロス世界選手権シリーズ」は450SXクラスにアメリカン・ホンダ・モーターのワークスチームである「Team Honda HRC」からケン・ロクスンとコール・シーリーが引き続き参戦。マシンはCRF450R。
ミラノに集結したホンダ・ライダーの来シーズンに向け語った抱負はコチラから。
2019年Honda二輪モータースポーツ活動計画
https://www.honda.co.jp/news/2018/c181107a.html