2018年11月1日
■ヤマハがインドネシアでファミリー向けスクーター“Free Go”を発売
ヤマハは、125cm3“BLUE CORE”エンジン搭載のスクーター“Free Go”を2018年11月からインドネシア市場で発売すると発表した。この“Free Go”は、「家族の快適をのせたファミリーコンパクト」をコンセプトに、エレガントなスタイリングと、使い勝手の良い実用機能をバランスさせたファミリー向けスクーターとしている。
主な特徴は、1)軽量・低振動で快適な走りに貢献する“BLUE CORE”(高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点にフォーカスして性能実現を図るという設計思想)エンジン、2)始動用動力と発電を兼ね、静かな始動性を実現するとともに発電ロスを低減するスマート・モーター・ジェネレーター、3)ゆとりのある長さ720mm の居住性の高いシート、4)シート開閉の手間を省くフロント給油口、5)積載性に優れた大容量(約25L)のシート下収納ボックス、6)上質感と先進性を合わせもつ液晶メーター、など。
なお、標準モデルに加え、ストップ&スタートシステム(アイドリングストップ機能)やスマートキーを採用した「Iバージョン」、ABSを搭載した「Aバージョン」を設定。
Free Go S(LTX125-I)。メーカー希望小売価格は、19,700,00ルピア~(約14万6千円)。 | Free Go(LTX125)。18,500,000ルピア(約13万7千円)。 |
ヤマハのデータによれば、インドネシアの二輪車市場は年間580万台規模で推移しており、そのうちスクーター市場は年間480万台規模にもおよぶという。市場価格帯によりベーシック、スタンダード、プレミアムと3 つのセグメントに大別され、この“Free Go”はベーシックからステップアップを図るお父さん世代をターゲットに開発している。
なお、製造・販売はグループ会社のYIMM(PT.Yamaha Indonesia Motor Manufacturing)が担当する。