2018年10月31日
■成田が最終戦で逆転、全日本MX・12度目のチャンピオンに!
10月28日、スポーツランドSUGO(宮城県)にて開催された全日本モトクロス選手権の第9戦「第56回MFJ-GP 」。毎年恒例、世界選手権を戦う海外の強豪も顔を揃える最終戦、最高峰クラスのIA1(450cc)では、CRF450RW を駆るTeam HRCの成田 亮がヒート1で3位に。ランキングトップのチームメイト・山本 鯨との差を7ポイント差に縮めることに成功する。続くヒート2では山本がリタイア。成田は4位でゴールし、逆転でIA1クラスチャンピオンを獲得した。彼にとって全日本モトクロス選手権・国際A級で通算12回目(2002~2004年、2007~2009年、2011~2014年、2016年、2018年)のチャンピオンとなる。
成田 亮のコメント
「まずは応援してくださったファンの皆さん、チームスタッフ、HRC、熊本の研究所の皆さんありがとうございました。最後までファンの皆さんが応援してくださったおかげで運がまわってきて、こうやってチャンピオンを獲得することができました。これまで全日本モトクロス選手権において12回しかチャンピオンを獲得していませんが、今年が一番厳しかったし、絶対にチャンピオンは獲れないだろうと思っていたシーズンでした。体力も落ちていないし、(今回のMFJ-GPでも)日本人で一番前を走れる実力があるので、まだまだファンの皆さんに夢や希望を与えられるよう、まずは来年13回目のタイトル獲得を目指し、一生懸命頑張っていきたいと思います」
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ホンダ・レーシング 野村欣滋 代表取締役社長のコメント
「成田選手が、例年にも増して厳しいシーズンを戦い抜きチャンピオンを獲得してくれました。彼のタイトル獲得への執念と不断の努力に、心から敬意を表したいと思います。おかげさまでTeam HRCはIA1クラスにおいて、3年連続でチャンピオンを獲得することができました。レース活動を支えてくれた関係団体の皆さま、ならびに多くのスポンサーさまとモトクロスファンに感謝いたします。今後もホンダ・レーシングは、モータースポーツファンと感動を共有できるレース活動を目指し、取り組んでまいります」
Team HRC 芹沢勝樹 監督のコメント
「皆さま応援ありがとうございました。成田選手は、開幕戦で通算150勝を達成し好調なスタートでしたが、シーズン途中の怪我により、チームメイトの山本選手に先行されました。しかし、見事に逆転で国際A級での通算12回目のチャンピオンを獲得してくれました。これも成田選手が最後まで諦めずに、チャレンジしてきた成果だと思います。最高峰クラスで3年連続タイトルを獲得することができました、チームスタッフの全員の労をねぎらうとともに、活動を支えてくださるスポンサーさま、いつも選手に温かい応援をくださるモトクロスファンに感謝いたします」