2018年9月5日 

■ボウの特別な日、12年連続チャンピオン!

 ホンダ・レーシング(HRC)の契約ライダーで、ワークスチームであるレプソル・ホンダ・チーム(Repsol Honda Team)のトニー・ボウが 、9月2日に開催された2018 FIMトライアル世界選手権シリーズ第7戦イギリスGP で優勝。2007年にHRCのワークスマシン「Montesa COTA 4RT」で初の世界チャンピオンを獲得して以来 、12年連続12回目のシリーズチャンピオンを達成した。 ちなみにボウは、人工セクションを走破する屋内競技であるXトライアル世界選手権の2018年シーズンでも12年連続のチャンピオンに輝いている。

 今シーズンは開幕前に行われたXトライアル世界選手権での負傷の影響が心配されたが開幕戦で優勝、第4戦ポルトガルGPではトライアル世界選手権通算100勝を達成する圧倒的な強さを発揮、最終戦のイタリアGP(9月16日開催)を待たずにシリーズチャンピオンを決めた。

トニー・ボウのコメント
「今日はとても特別な日になりました。今日のレースは簡単ではなく、ミスが許されず、難しいセクションであっても、果敢に攻めていかなければなりませんでした。神経質になり、重圧と戦いながらのレースでしたが、チャンピオンを獲得すべく全力を尽くし、勝つことが出来ました。今シーズンは怪我の影響がある中でのスタートでしたが、何とか乗り越えることが出来ました。チームと関係者、そして声援を送ってくれたファンの皆さんに感謝いたします」