2018年2月27日
■マルケスがホンダと契約更新!
メーカー直系の主要チームのライダーが2019年シーズン以降の契約更改を迎えようとしているロードレース世界選⼿権の最⾼峰・MotoGPクラス。先日、ヤマハと2019・2020年の2年間の契約の更新を発表したマーベリック・ビニャーレスに続き、マルク・マルケスもホンダと2019 年から2年間の契約更新に合意した。
スペイン出身の25歳、マルケスはロードレース世界選⼿権で2010年に125ccクラス、2012年にMoto2クラスでチャンピオンを獲得後、2013年にMotoGP クラスへ昇格。参戦初年度に数々の史上最年少記録を塗り替えるとともにチャンピオンも獲得。翌2014年は連覇も果たし、昨シーズンは史上最年少で最高峰クラスでの通算4度目のチャンピオンを成し遂げている。
マルク・マルケスのコメント
「引き続きHonda ワークスチームでMotoGP クラスを⾛ることができるということに胸が躍っています。Honda ファミリーの⼀員となって⾛ることは⾃分にとって⼤きな誇りであり、常にチャレンジできる環境を全⼒で整えてくれるチームとHonda に感謝しています。そして、温かくサポートをして下さっている全ての皆さまにもお礼を申し上げます。これまでの2 回のテストも好調に進み、今回の契約更新で、よりいっそう新シーズンのレースに集中できます。これからも⾛る喜びを感じ、皆さまと共有しながら、頂点を⽬指して⼒を尽くしていきます。ありがとう!」
ホンダ・レーシング(HRC) 野村欣滋 代表取締役社⻑のコメント
「マルク・マルケス選⼿を引き続きワークスチームのライダーとして迎えられることを⼤変うれしく思っています。マルケス選⼿は常に⾃らの限界へのチャレンジを続けて成⻑し、我々Honda に数多くのタイトルをもたらしてくれました。これまで築き上げてきた信頼関係と、お互いのレースに対する思いが⼀致したことから、この早いタイミングでの契約更新の発表となりました。今週、カタールで⾏われる最終テストと、2018 年シーズンの開幕戦に向け、ライダーが集中できる環境を提供し、幸先の良いスタートが切れると確信しています。これからも、MotoGP の未来を担っていくマルケス選⼿とともに、HRC もチャレンジを続けていきますので、レプソル・ホンダ・チームへの応援をよろしくお願いします」